見出し画像

6ヶ月創作漫画を描いてみて(前編)

田丸はるかです!

昨日Xで自主連載していた「会社の後輩の名刺裏に絵を描いてあげた話」の最終話をアップしました!

6p構成で描いていくつもりだったのですが、最終話だけ10pなったので+4p増量という形になり、私の喉をヒーヒー言わせる羽目になったわけです。

真夜中にあげたせいかあんま回ってないので、みなさんこの記事見たあとよかったら読みに行ってくださいな。

▼コミチからは一気読み可能です♡



1月末から週1、2ペースで漫画を更新してきて早6ヶ月。
半年といえば私が受けていたコルクラボマンガ専科の受講期間に相当します。
あっという間のこの月日で何か一つでも成長できたことがあればよしということにしたいのですが、一体私は何を取得できたのでしょうか。作品を振り返りながら紐解いていきたいと思います!

まずは最初に描いたこちら▼

お気に入りのニットがランチの時に汚れたけど・・・という短いお話です。

これは正直めちゃくちゃ悩みながら描きました。
というのも私はそれまでエッセイ漫画を主に描いていたので、創作に対して少し苦手意識があったのです。
でも商業デビューしたいし、そのためには創作漫画をすぐ描けるようになりたい…
「6ヶ月間創作漫画をアップして最後バズらせよう」という目標を掲げつつ描いた最初の作品だったので、「スタートダッシュがこの作品でいいのかな?」「これをあげたら6月まで創作漫画を描き続けなければならないんだ…」と不安だらけでした。

だけど一歩踏み出さないと何も始まらない。
葛藤しながらも、えいやっとポストのボタンを押したわけです。

たった3pの読み物に、そんな深い想いが込められているとは誰も知るよしもなかったのですが、嬉しいことにいいねやコメントをいただき、いいスタートを切れたなと思える結果になりました。


2作目▼

主人公が気になっているクラスメイト(男)に「授業が終わったら音楽プレイリストをシェアしてあげる」と言われ楽しみにしていたけど・・・というお話です。

これもドキドキしながらポストしたのですが、最終的に一番高評価を得た作品となりました。コメントも一番多かったです。
「こういうテイストがSNS漫画としては合ってるのだな〜」と色々勉強になった一作です。
この感覚は今後も忘れず覚えておこうと思いました。


そんなこんなで会社帰宅後と土日を使って、4作目まで制作(2月)▼

一応どの作品もコミチではガチコメ(プロ作家さんなどからのコメント)をいただいております。ありがたいことこの上ないです。
最後の作品は2/14にアップしたバレンタインデーの話だったのですが、閲覧数が多かったのでタイムリーな話は読んでもらいやすいのだなと実感しました。

一旦ここまで。

「約束」以外の3作はシチュエーションを軸としたゆるい雰囲気の話であり、主人公の人物像は特に明記されてません。
この4作の中で、なぜ2作目の「約束」の反応がよかったのかと考えてみたとき、『主人公に求めるもの・欲しい何かがある』という点があったからではないかと思ってます。
「好きな人を振り向かせたい、仲良くなりたい!」という目標が主人公の加納(キャラの名前)にあるので話が勧めやすく、感情移入もしやすい。
些細な要素なのにとてつもなく大きなポイントなんだなと感じています。

というわけで、X投稿約1ヶ月においては「シンプルな題材・主人公のやりたいことが明確な作品は比較的盛り上がりやすい」ということを知ることができたと思います。


最近読んだ本▼

①マンガ専科同期・カゲワサビさんの小学館新人コミック大賞・受賞作品です!
面白かった…。ワサビさんはマンガ専科の卒業制作もとても面白くて心に残っています。大好きな作家さんの一人です!次回作も楽しみすぎます!


②松本次郎先生の短編集(R18)
この年まで松本次郎作品に触れてなかった私。
線とかすごく好みです。話も。



では後編では残りの作品を紹介していきたいと思います。また来週!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?