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木星牡羊座入り~12年の始まり

木星の牡羊座入宮

12月20日に木星が牡羊座に入りました。
今年は木星がうお座と牡羊座の間を行ったり来たりしていましたが、
今回をもちまして、木星の正式な牡羊座入りとなります。
つまり、うお座には戻らないということです。

牡羊座は12星座のスタート

木星は12星座を12年かけて一周します。つまり一つの星座に
だいたい1年位滞在しますので、木星が滞在した星座はその年は
ラッキーイヤーなどと言われます。まあ必ずしもそうでないことは
うお座の私が良く知っておりますが、木星はいろいろなことを
拡大していくのは間違いないようです。
占星術では12星座を一周すると一つ次元が上がると言われており、
木星がうお座に帰り、そして次の牡羊座との間を
行ったり来たりしていた2022年は、まさに一つの次元の終了、そして
次の次元の始まりが混在していたのでしょう。次元と言うと分かりにくいのですが、時代と言うか、世の中の感じと言うか。
いずれしても、拡大の木星が牡羊座に入ったということは、
ここから何かがスタートし、拡大していくことを意味します。
その流れに乗るには、私たちもまた、何かをスタートさせ、
それを育み大きくしていくことでエネルギーに乗っかることができます。

前回の木星牡羊座入りは2011年1月

12年に一周ですので、前回の牡羊座入りは2011年になります。
調べると2011年1月23日に正式な牡羊座入り。
2011年3月12日には天王星の牡羊座入り、
4月4日には海王星のうお座入り(一回目)があり、
2011年って本当にすごい年だったんだなと思います。
そして特に日本はここから復興だったので、2011年から
新しい日本が拡大してきたと感じる方も多いでしょう。
それまでの経済一辺倒から、何か新しい価値観を模索するような
12年だったかもしれませんが、
確かに次の次元には移っていたような気がします。
皆様ご自身はどうでしょうか?この12年何を拡大させてきましたか?
仕事やお金だけではなく、心の豊かさも一緒に考えてみてください。
木星のエネルギーはどんなふうに活用していましたか。

山羊座の太陽との葛藤

木星が牡羊座に入ると、すぐ冬至になり山羊座に入ってきた太陽と
スクエアという葛藤の配置を作ります。
山羊座は伝統や常識、また社会という枠組みも表し、
いっぽうで牡羊座は新しく始めること、あくまでも個人戦、
というエネルギーでここはぶつかり合う関係になります。
どちらか一方を捨てるのではなく、切り替えたり、妥協したりすることで
人は成長していくのだということが示されているかのようです。

風の時代の「豊かさ」

私たちはここから12年かけて「豊かさ」を構築していくのですが、
それは社会との関係で一筋縄ではいかないものの、
それにより磨かれていくのだと思います。
ここで言う「豊かさ」とは「地」の時代のそれではなく、
むしろ「知」の豊かさだということを念頭に置いて、
今後の12年計画をすると良いと思います。
それは木星が牡羊座に入った瞬間のホロスコープで、
一般大衆を表す月が情報や知性の水星と良い関係を作り、
また風のエレメントの水瓶座にいる土星から厳しめの
エネルギーを注がれていることからも分かります。
それぞれの「豊かさ」を「自分で決めて」進んでいきましょう。
「自分で」が牡羊座の大きな特徴です。
人に決めてもらうのではなく、自分で決めて自分で切り開く。
木星が牡牛座入りする5月半ばまでは、特に「自分で」を意識することが
木星の力を活かすポイントになるのではないでしょうか。


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