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⑤ 和ろうそくの勉強開始!

街中で通りかかった古本屋に何となく入ってみたら、ろうそくの本を見つけた。

表紙に〝少年少女向けの名講義〟とあったので、迷わず買った。

面白い。
久しぶりに良い本と出会えた。


まずは、ろうそくの芯について知ろうと思った。

前回、和ろうそくを解剖してみて、

・中心は紙らしい巻物のようになっていて空洞
・その周りに何か細長いものが、ぐるぐると巻き付けられたような痕跡がある
・さらにその周りには、とても細い糸状のものがへばり付いている

ということまでは分かったが、眺めているだけでは材質が何かも、どうやって作られてるかも分からない。

仕方なく(※1)、「和ろうそく」で、ググってみた。

芯は、竹串に和紙を巻き、イグサを巻き付け、真綿でくるんでいるらしい。

作り方の動画もたくさん出て来た。

和ろうそくのできるまで - YouTube

私が最初に出会ったろうそく屋さんの動画もあった。

ニッポン手仕事図鑑 × 髙澤ろうそく - YouTube

去年、ボルネオの熱帯雨林に棲むオランウータンを何とかして絶滅から救う手立てはないものかと、電気を引いていない空き家に有志の方々が集まって話し合いをしていた時、陽が落ちて部屋が真っ暗になり、次回はろうそくで明かりを灯そうと、気に入る燭台を何ヶ月も探し回った挙げ句に辿り着いた、とても素敵なろうそく屋さんだ。

そして今年の正月、ろうそく自分で作っちゃえば?、と、思いもかけなかった提案をして背中を押してくれた鍼灸師の友人は、前回の私の失敗を知り「しげちゃん、そもそも油の性質と蝋(ロウ)の性質は違うみたいだよー」とアドバイスのリンクを送ってくれた↓

勉強を始めたら次から次へと色んなことに疑問が湧いてくる。

そもそも、〝火〟って何?
〝燃える〟って、どーゆーこと?

個体とか液体とか気体とか、って、何?

なんだか、かなり長いこと、ボーッと生きて来たような気がして来た。

ろうそくって、どうして燃えるんだろ?

仏壇に向かって手を合わせるまでの間にさえも、マッチ、、ろうそく、、お線香、、と全ての火がちゃんと点いて、消えずに燃え続けていることが不思議で、奇跡の連続に思えて来ました。

ボーッと、お線香の火を眺め続けた。
写真をクリックすると、ろうそくの歌が流れます♪


※1
私はなるべく、すぐにググるのは控えるようにしています。〝ターゲッティング広告〟や〝リスティング広告〟とかに操られ、自分のスマホの中に入って来る情報が巧みに狭められるのがイヤなのと、なんだか興味あることとかをググってる向こう側の、AIだか何だか得たいの知れない存在に握られて、自分でも気づかぬうちに洗脳に利用されて意図しない人格を作られてしまうような気がしてならないからです。

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