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【参考文献あり】子どもに「おこづかい」を渡す時期になって、「どうやっておこづかいを渡そうか」悩む方へ ~「おこづかい制」か「非おこづかい制」か~

おはようございます、tamamioです(^^)
今日は「おこづかい」についての話題です。

noteに参加されているお父さん、お母さん。
お子さんの「おこづかい」はどのようにされて
いますか?

我が家には、小5、小3、年中の3人の子どもが
います。
が、まだおこづかいは渡していません。
というか、「おこづかい制にするか否か」で
思案中です。

「おこづかい」については、いくつかの方法が
あると思います。
A・おこづかい制→「月額いくら」で
               やりくりさせる
B・非おこづかい制→必要な時にその都度もらう

※Bの非おこづかい制には「これをしたらいくら」のような歩合制もあるかと思いますが、
今回は省きます。

今日は、複数の子育て本の中から
「おこづかい」について
書かれている箇所を抽出して、
「おこづかい制」「非おこづかい制」
それぞれの利点を無料記事でお話します。


その上で「結局どっちがいいの?」と
「将来お金に困らない子どもにするためには
 どうしたらいいの?」を
有料記事でお話したいと思います。


1 参考文献

では、本日の参考文献をご紹介します。
タイトル写真にある文献たちです(^^)
右から、

1『1億稼ぐ子どもの育て方』
  牛堂登紀雄(主婦の友社)
2『稼ぐ子に育てるために今すぐやめる
   24のタブー』牛堂登紀雄(マガジンハウス)
3『子育てで絶対やってはいけない35のこと』
   アグネス・チャン(三笠書房)
4『子どもが聴いてくれて話してくれる話し方のコツ』天野ひかり(サンクチュアリブックス)
5『となりの億万長者』
   トマスJスタンリー&ウイリアム・D・ダンゴ(早川書房)
6『成功する子・失敗する子』
   ポール・タフ(英治出版)
7『母親が知らないとヤバイ男の子の育て方』
   柳沢幸雄(秀和システム)
8『子育てベスト100』
   加藤紀子(ダイヤモンド社)

そして、読んだけど
おこづかいに関する記述がなかった本たちも。
すごくいい本ばかりですから、
良かったら読んでみてください(^^)

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では、「おこづかい制か否か」について、
それぞれの利点を。

2 おこづかい制の利点

おこづかい制の利点は、なんといっても
「やりくり能力が身につく」ことです。

上記の参考文献の中でも、
7『母親が知らないとヤバイ男の子の育て方』
8『子育てベスト100』が
おこづかい推しでした。

また、一万人以上の億万長者にインタビューとアンケートをし、それをまとめた『となりの億万長者』でも、以下のように記しています。

彼は決まったお小遣い以外に子供にお金をあげたことはない。
大きくなった今もお金はあげない。(p278)

多くの億万長者は堅実で、蓄財の大原則、

収入がいくらであろうと、収入以下で暮らすこと(p221)

を実践し、子供にもそのようにしつけているようです。

「月額いくら」と決めて、
その中でやりくりさせることにより、
「これを買うために貯金しよう」という自主性、
「これは本当に必要な物なのか」を考え、
衝動性を抑える自己管理能力を育てましょう、
ということでした。納得!

また、おこづかい制にする際に注意する点は
「おこづかいの使い方には決して口を出さない」
ということです。
子どもの欲しがるものの多くは、
親にとっては「これ、いる?」です。
「こんなものにお金を使うなんて!」と
文句の一つも言いたくなりますが、
そこは「ぐっ」とがまん。
買ったものが本当に無駄だったとしても
(いや9割無駄ですが)、その経験は
「お金は使ったらなくなる」ことを学び、
「お金の大切さ」を学ぶチャンスなのです。


というわでおこづかい制の利点は
「やりくり能力が身につく」
でした!
今回読んだ本の多くが「おこづかい制」を
前提に書かれていました。
私の子ども時代も含め、日本では「おこづかい」が一般的なのでしょう。
※ちなみに『母親が知らないとヤバイ~』は、
男の子ママ必読です。「エロ本を見つけた時」「中高生男子の『性』」どう対応しますか?
答えは本の中に(^^)

3・非おこづかい制

これは面白かった!
「変化の激しい時代を生き抜く」
というテーマでおこづかいを語ったら、
「非おこづかい制」に軍配が上がるように
思います。

非おこづかい制の利点はいくつかあります。
まず「収入の上限を意識しない
自由な発想能力の育成」
を挙げているのが、
2『稼ぐ子に育てるために今すぐやめる
24のタブー』です。
著者の牛堂氏いわく、
おこづかい制とは「サラリーマンの月収生活」の子供版です。
そして「お金がないから〇〇できない」という、お金が理由であきらめる習性が身についてしまう可能性がある、ということです。
ちなみに、
堀江貴文氏のツイートも紹介されていて、
曰く「小遣いという言葉が貧乏臭くて嫌い」
とのこと。爆笑!

また、「欲しいものがあるときに、
その都度親に相談する」形をとるので
自然とプレゼン能力、
コミュニケーション能力も鍛えられます。

「なぜそれが欲しいのか」
「今あるものでは代用できないのか」
「買った後、どうするのか」などを

スポンサー(親)にプレゼンし、
納得してもらわないと
欲しいものを手に入れられません。

また、毎回のプレゼンが大変なので
「自然と物を欲しがらなくなった」
と、
『子育てで絶対やってはいけない35のこと』の中で金子アーサー和平氏は語ってます。
(アグネス・チャンさんの息子さんです。)

以上、非おこづかい制の利点は、
「枠にとらわれない自由な発想力が身につく」
「プレゼン・コミュニケーション能力が
 鍛えられる」
でした!
実際、1・2の著者である牛堂氏の周囲の成功者のほとんどが「非おこづかい制」だったとのこと。なるほど、納得です。
※「成功者のほとんどが非おこづかい制」は、
「生存者バイアス」も入っています。実際には、成功した人の影には「多数の成功しなかった非おこづかい制の人」がいます。
「大成功する可能性もある(かも)」くらいに
思ってください。

ここまで、
「おこづかい制」「非おこづかい制」の
それぞれの利点を紹介しました。
ここから、上記を踏まえた上で「結局どうすればいいの?」に有料記事にてお答えします。
もしよければ、お付き合いください(^^)

ここまで、お読みいただき、
ありがとうございました!

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