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【37日目】息子君にパンツ汚したことを聞いた日

ほぼ強制で連れて行ったお買い物だけど、息子君、結構楽しんでくれたみたい。

それに、なんか会話の中身も随分と変わったかな。

前は学校の話とか勉強の事だけだったけど、親子よりは男女の会話みたいになってきた感じ。

シートベルトしてるたま子の胸見て、カップ聞いてきたり。

下着の事、本音で話して良かったのかも。

それと、恋人の話も聞けた!

なんと、まだセーフ!


遅めの朝食後の親子のワンシーン

「あのさ、昨日洗濯機に何か入れた?」

「え?」

「お母さんのパンツに、何かしたでしょ?」

「…。」

「蒼太、バレるとわかってしてない?」

「したよ。」

「下着に興味ある年頃ってわかってるけど、あれはお母さんのよ?」

「あんなことお父さんに見つかったら何言われるか…」

「見つからなければいい?」

「いや、そういう問題じゃなくて、母親の下着にさ、普通しないでしょ」

「普通下着姿見せたりもしないんじゃないの?」

「いや、まあ、そうだけど」

「お母さんはどんな気持ち?」

「どんなって?」

「気持ち悪いとか?」

「気持ち悪くは、ないけど…」

「けど?」

「だって蒼太、お母さんのだよ?お母さん、困る…」

「どうして困るの?」

「…だって、蒼太から男の匂いするし…、いや違う」

「とにかく、もう少し考えてよ」

「うん、わかったよ。お母さんが困るなら、考える」

「うん。それよりお父さんもいないし、午後は買い物に付き合ってよ」

「え、こんな暑いのに?俺は出たくないよ」

「パンツの罰だからダメ!」

「なんだよー」

「ダメダメ、荷物も多いんだから。その代わり何か美味しいもの食べようよ」

「…なら、いいよ」

「決まりね!」

きっとみんなが期待する展開ではなかったと思うけど。

もやもやしたのは取れたからたま子として良かった感じです。

これからデート(強制買い物)楽しんできまーす。

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