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基本的には相手を肯定する返事をしたい

世の中で「一般的」とされているアンパイな意見を会話の中で言う人と、話している中で全てを肯定してくれる人がいる。私は後者になりたいな。子供に対しても、パートナーに対しても、周りの人みんなに対しても。

最近立て続けにその両方のケースに直面する機会がトントントンとあった。

妊娠初期に情緒不安定でいつも泣いていた時。ある人は「妊婦さんは泣いちゃダメよ、お腹の子も感じちゃうから」と。ある人は「たくさん泣いてもいいよ。ストレス発散しちゃいな!」と。

保育園の見学で、早めに子供を預けたいと言った時。ある先生は「今はこんなに育休制度が充実しているのに」と。ある先生は「可愛い時期に預けてくれて、私たちも楽しみ。早い方が風邪も引きにくかったり人見知りしなくなると聞きますよ」と。

お腹の赤ちゃんが逆子だと話した時。ほとんどの人は「逆子ちゃんだと赤ちゃんが苦しいみたいだからね。」と。ある人は「赤ちゃんって自分が一番心地いいポジションでいるみたいよ。頭が上の方が今は気持ちいのかもね」と。

全てのケースにおいて、前者が悪いという事は全然なくて、むしろどれも私自身に対しての気遣いの言葉だ。挑戦せず、世間一般的にこう言われることが多いであろうアンパイな意見。でもそれは時によっては相手を不安にさせたり、知らずの間に否定していたりする事もあるだろう。後者の返事を投げかけてもらう方が安心するし、その人と話をして良かった、と思う。自分が辛い時にふと思い出す言葉になる。

必ず伝えなければいけない、言わなければいけない場面以外では、基本的には相手を肯定する言葉を常に発したいと思った。アンパイな返事をしがちだったけれど、ちゃんと立ち止まって考えて、言葉を返そうと思う。

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