二つの赤いチーム。『わたしの夢やワクワクするものについて』


こんにちは!大沼環(おおぬまたまき)と申します。

ワクワクするものとは。

夢。について考えた時、正直希望だけでなく挫折や苦い思い出も想起します。何故か。自分は小さい時から夢見ていた事を諦めた事があるからです。

ワクワクするもの。これは就活を経て、どんな会社がワクワクするか。半強制的に考えさせられました。そして出した結論は、

「尊敬する人や組織と働くこと」です。もしかしたら同じように考えたことのある人もいるかもしれません。

話を戻すと、「サッカー選手」になる事が私の小学1年からの夢で、高校3年まで部活動やクラブチームでプレーしてきました。今では遊びでさえボールを蹴る機会が減ってしまったので遠い昔のようですが、中学時・高校時に東京都でベスト8と、そこそこの結果を出すことが出来ました。

 と同時に、将来の夢には全然届かない実力のまま、引退を決意することになりました。  ( ↓ 大学時はコーチ)

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自分のアイデンティティであった「サッカー」から、就職活動で会社を見ながら視点を移した時に、夢というほど明確な指標はなかなか見つからないまでも、今回の本題である「尊敬する人や組織と働くこと」が本質的に自分のワクワクするものなのだと気が付いたのです。

サッカーに魅了され続けた理由も、尊敬する仲間やチームと巡り合えるからだったのかもしれません。

なんだか、分かるようで分からない前置きでしたが、今回は自分がワクワクする「尊敬する人や組織」について深堀りしてみます。

尊敬する人や組織


ユルゲンクロップ・リバプール

言わずと知れた名監督。2015-2016シーズンに前任のブレンダン・ロジャーズ監督から引き継ぐと、6位、8位と低迷したチームを掌握し、翌年から

4位⇒4位⇒2位とかつての名門「FCリバプール」を復活させました。

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クロップがこだわる3つのコミュニケーション術
彼がコミュニケーションをとる上で、大切にしていることが3つあります。

1つ目が、「愛」を持って選手たちと接する姿勢。

2つ目が、シビアな状況でも「ユーモア」をまじえて、乗り切ること。

そして、3つ目。相手を巻き込む「情熱」である。これこそがクロップが最も大切にしていることです。

「監督として必要なのは専門的な知識と、情熱だ。ただし、専門的な知識を獲得してはじめて、情熱が大切になってくるんだ」

今年の5月にドイツメディアのインタビューを受けた際にも、そう語っています。

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今でこそ、スタメンの座を獲得しているブラジル代表「ファビーニョ」が

4500万ユーロ(約58億4800万円)でモナコからリヴァプールへと加入した時も、

選手がチームにフィットするために半年間も、コンディション調整や戦術理

解に時間をかける忍耐力と信頼を示しました。

藤田田社長・日本マクドナルド

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日本に「マクドナルドを持ってきた」「藤田田」さん。この本から鋭い先見性我を通し切る強い意志を学びました。

誰もが知るハンバーガーチェーン店「マクドナルド」だが、

「日本マクドナルド」が、アメリカ本社の反対を押し切ったという意味でもう一つ有名なのが、「第1号店」を東京・銀座のど真ん中に出店したこと。

 藤田はこの戦略について、奈良時代・平安時代の昔より日本では外国文化が、まず国の中心に入ってきてから広がっていった歴史があると考え、出店先を決めたと語っています。

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その先見性に富んだアイデアが、今の組織にも引き継がれているエピソードが、2015年からの業績V字回復です。

2014年7月には、中国メーカー製の期限切れチキンナゲットを販売したとして大きな打撃を受け、

さらに2015年1月に相次いだ異物混入問題がさらに深刻な客離れを起こしたが、

サラ・カサノバ氏が日本マクドナルド社長に就任しても、「お客様本位」の施策に立ち返り、

「スマイルゼロ円」やハンバーガーの名前を募集する施策など、先見性に富んだアイデアを生み、

現場で実行し切れる強固な組織は引き継がれています。


学べる事は何か?

この二つの組織を見て。

それぞれ全く違った業種や業界のマネージャー・組織から、立てる戦略や、

実際に取る行動は違ったとしても、未来を読みながら強い意思決定が出来る事

所属するメンバーだけでなく、サポーターや競争相手までをもファンにしてしまう人身掌握術が、

「スポーツ」と「飲食店」という全く異なる業種の「チーム」から見えたワクワクする共通点だと考えました。


最後までお読み頂きありがとうございます。


大沼環

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