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そしてまだ見ぬ「星々の姫」 -徳川まつりの劇中劇を振り返る-

aikoは人生な徳川まつりPのtamakiです。

本日はまつりのお誕生日です!おめでとうございます~!

ポッピングショコラステージまつり実装がうれしすぎた。
初めて走ったまつり上位だったのですごくお気に入りカードです。

私の最高のお姫様、これからもどうぞよろしくお願いします。
今年もたくさんお話を書かせてください。

さて、昨年末にはまつりのユニット、Charllotte・Charllotteの楽曲「ミラージュ・ミラー」をひっさげたプラチナスターチューンが私の想定以上に早く開催されたり、来週にはオペラセリア煌輝座が公演を行う8thライブの開催が迫っています。えっ!来週!

ちょうどいいタイミングですので、ここでひとつ、まつりの特技の一つとして名高い「演技」をうかがい知る一環として、劇中劇の役柄を振り返ってみるのもいいんじゃないかしら。
と思ったので、これから簡単に見ていきたいと思います。ちゃんと確認したつもりですが、抜けているのがあったらごめんなさい。

グリマス時代はグリメモさんを参考。画像も引用します。


グリマス編

ようこそ!アイドル学園天国(2013.4.11~4.22)

765プロアイドル50人総出の学園ドラマです。この時期はミリオンのミの字も全く知らなかった頃なので完全にグリメモ頼りです。
ストーリーがあるのかないのか…と言う感じですが、まつりはこの中で「屋上にたたずむ謎の姫」役を演じていました。

まつり、実はドラマ好きなのですよ、プロデューサーさん?
作り込まれた世界を見ていると、安心出来るのです。

ようこそ!アイドル学園天国 アイドルフューチャリングより

まつり、現実の学校でもみんなの姫だったのです。
姫はどこでも姫なのですよ、プロデューサーさん?

ようこそ!アイドル学園天国 アイドルフューチャリングより

などの発言はこのイベントが出典です(私の作品世界のまつりが朝ドラ好きという設定に根拠が出来てしまったな…という顔をしました)

「鬼気迫る姫っぷりだと、ほめられました」「まつりの演技で全米が泣くそうです」と言っているので、グリマス初期から彼女の演技力の高さは推して知るべしです。
 

開催!アイドル学園文化祭(2013.10.17~10.28)

グリマス時代で私が一番好きなまつりのカード「祭りのあと」が登場するイベント(いちおう劇中劇)です。2013年4月に開催された「ようこそ!アイドル学園天国」と舞台を同じくしています。一応続編という形でいいんだろうか。

つながるSR。このカードでだけまつりの年齢は18歳。

前作は「屋上にたたずむ謎の姫」の役でしたが、その正体は「伝説のOG」。文化祭のミスコンに殴り込みをかけにきた卒業生の役……という感じですね。『翠の悪魔』という二つ名までついています(最高に格好良くて好き)
ミリシタでも時々見られる朋花との大人げない対立が劇中でも見られます。余談ですがこのイベストは常にロコが何かを食べていてめちゃ可愛いです。

また、このイベントのカードはいくつかまつりの映り込みが見られて楽しいです。雪歩のカードの子犬ちゃんだっこしてるまつりが好きです。

カード名もすき。「忍び寄るまの手」

「まつりのための祭り…大いなる『まがつひ』のドラマがスタートです!」というセリフの「まがつひ」が昔からめちゃくちゃ気になってるんですよね。禍津日神(まがつひのかみ)のことで、「災害・凶事などを引き起こす神」のことです。
つまりはドラマにひと騒動起こす人、と考えればいいんでしょうが、わざわざ記紀神話から取ってくるのが意味深だなと思ったりします👀 まつりの名前考察のおまけでもそんな話したので…

「スタッフさんが、アイドルドラマのレベルを超えた演技だと、あんびりーばぼー!にほめてくれたのです」とあるように、やはりまつりの演技力はここでもブイブイいわせていたようです。

とても好きセリフです。

「祭りのあと」、私が徳川まつりに完全に落ちた思い出深いカードです。

全てはこの1枚からはじまった…

楽しいお祭りだったのです、プロデューサーさん。
ほ? 最高に盛り上がっていたのです? それは、ぶらぼー!です。
…頑張ったかいがあったね。

徳川まつり SR「祭りのあと」より

ミリシタではなんと!ミリコレSRチケ3枚でもらえます!さあ引き換え引き換え!バンバン
 

決戦!学園ミスコンサバイバル(2014.9.30~10.8)

アイドル学園シリーズのラストになるのかな。マイペースユニットの三人が初めてイベントで共演した記念すべき作品と言えるでしょう(残念ながら私はマイペにそんなに興味はないです)

文化祭を盛り上げたい実行委員長の美也を助けるべく、朋花とまつりがバンドに加わります。おそらくまつりは前作と同じくOGとしての参加と思われます。
「美也ちゃん、困った時にひとりで抱えこむのは、よくないのです。頼れる姫が、ここにいるのです」というセリフにじ~んときます。一方で、役っていうかほとんどまつりなんで、どうなんだ…って気もするんですけど。

まつりがギターを弾いてます。このカードめっちゃ良いよね…!大好きな一枚です。ちょっと見えるヘッドのウミウシが良い。

この一枚にドラマが詰まり過ぎてると言ってもいいくらい。

これもミリシタに実装済です。恒常SRなので、SRセレチケで選ぶのが良いかと思います。プレミアムSRガシャでも交換出来るのかな?
 

ようこそ♪聖ミリオン女学園(2015.10.14~10.25)

今もなお人気のミリ女、ラベンダー姉妹編です。ミリシタに引き継がれ新たな物語を展開しています。アルメリア編、ヤバかったね…(私にはそこまで響かなかったけど)

まつりはミス・ダリア、ダリア姉妹の長女で瑞希・杏奈が妹です。
「あずさちゃんと仲のいいクラスメイト」でいろいろアドバイスをしている、とのことなので生徒会に関わっているように見えますが「あずさちゃんに、生徒会役員にならないか誘われたのですが、断ったのです。姫は、ふわふわぷかぷかしていたいのです」とセリフにあります。このミス・ダリアの立ち位置の謎っぷり、好きです(直球)

ちなみに「お嬢さま言葉は、たしなみとして、身につけているのです。…でも、みんなが同じ言葉を使うとつまらないので、まつりは使いません」という発言。ホントかウソかはわかりませんが、まつりがそれなりに富裕層のお嬢様であることを思わせます。
 

アイドルスペースウォーズ EpisodeIV 放たれた希望(2015.12.25~2016.1.4)

宇宙を舞台に連合軍、エイリアン軍が戦うスペースオペラ。まつりは連合軍のパイロット役です。ここでの通称もアイドル学園と同じく『翠の悪魔』です。やっぱり「翠」って字は重要なんだなφ(.. )

エイリアン軍の美希のライバル役でもあるそうです。美希との実力は互角、決着がつかないのでこの二人で続編を…と言う感じの匂わせで終わっています。やはりまつり、強者。

デビルまつりに近い

こんな感じでいつもの姫口調も消えてるのでカッコいいですね。つよ~い。「底の見えないところがグッド」と褒められたそうで、やはりまつりの演技力の高さが伺えるというものです。
 

アイドルヒーローズリベンジ(2016.6.30~7.7)

みんな大好きアイドルヒーローズ。まつりはヒーロー側。スパイ専門のシャドウレディの一人として暗躍し、敵艦の位置を知らせ華麗に退散します。

おむね…たにま…

カードはおむねの谷間が惜しげもなく出ているのでどちゃくそセクシーです。ミリシタ実装されんかな~。あ、ミリクロはピュアワンピに「…全部入れるか」しました。ピュアワンピ過激派です🔪🔪🔪
 

ごきげんよう♪聖ミリオン女学園(2017.4.26~5.7)

ミリ女の続編、ジャスミン姉妹編です。この頃は私もグリマス始めてたのでまつりを追ったり麗花を追ってたりしていた覚えが。

ミス・ダリアの後継者は誰になるか、というのが話題にありますが、まつりは「誰にもないしょ、なのですー」と話しています。瑞希はミス・ダリアについて言及がありますが、杏奈には特にありません。ダリアを継ぐのは順当に瑞希と思われます。限定瑞希持ってないのでミリシタでのコミュではどうなっているかわかんないです。
 

グリマス編所感 -SideMの劇中劇と比較して-

ざっと見てきましたが、グリマス劇中劇の難点をずばり言うと、ほとんど「徳川まつり」その人であって「劇中劇で役を演じる意味が全くない」ところです。せっかくのお芝居なのにいつもと同じ人を見て何が楽しいのか、とさえ思います。

ところで、私がメインで遊んでいるアイマスはSideMなのですが、SideM(モバゲー版)はおそらくアイマス1と言っても差し支えないくらい劇中劇に力が注がれているアイマスブランドです。
先行研究によると、最近ではほぼ月1回の割合で劇中劇が提供されているそうです。モバエムが月に4回もストーリーを提供できる回転率の速さと量がなせる業とも言えますね。

詳しい説明は長々しくなるので割愛しますが、全ての作品がそう、というわけではないのですが、SideMでは劇中劇において、アイドル達が自分達とは微妙に異なっていたり、あるいは全然違うキャラクターを演じることになります。
意外と自分に近い姿の時もあれば、それぞれの「if」や、あるいは「こんな風に悪くなっていたかも知れない」姿である時もあります。その役に彼らは向き合っていき、自分なりの答えや解釈を導き出していきます。
それがアイドル自身の成長に繋がらないわけがなく、劇中劇のイベントが来るたびにプロデューサーはドキドキしっぱなしなのです。

そんなわけで、ミリオンをsageるような形になってしまうのは非常に心苦しいわけなのですが、「アイドルその人」の範疇から出ていないグリマス、と言うかこの頃のミリオンライブの劇中劇は、SideMにおける劇中劇と比べるとどうしても見劣りしてしまいます。
まつりの演技力の高さは随所のセリフで伺い知ることが出来ますが、その実態は正直、ほとんどわからない、と言ってもいいと思います。
グリマス時代と言えばTAもありますが、あのドラマパートでいつもと違った演技面が上手く出せたのは、普段のキャラクターと全然違う役柄である悪徳組長を演じたひなたくらいじゃないでしょうか。

その悪い特徴は残念ながら、ミリシタ時代にも継続されていると思うのですが、ここ最近の動向を見るとそうでもなく、ようやくミリオンも劇中劇という一種の「仕掛け」を考え直してくれるようになったのかな、と感じます。
いや、と言うよりむしろ、ライターの青木さんがすごいものを書いてくれたので、ミリシタもそれに合うように変化していったのでしょうか……えんえんくるり、えんくるり…。。。

大事なことを見落としてましたが、いやいやそもそも、ミリシタという新たな世界線を象徴するMTGユニット、その第一弾の夜想令嬢がガチ演劇のユニットで、四人とも普段とは違う人物を演じてましたし、二曲とも完全に劇中劇の世界の曲でした。6thライブツアーでも全編ミュージカル……というよりはオペラみたいな感じだったのも衝撃でしたね…(夜想の765カバー聴きたかった気持ちもあるけど…)
夜想が種まいたものを、最近熱いプラチナスターテールでの劇中劇達がぐんぐん育てているのかな、というような気がします。MTGがそもそも全部劇中劇ありだったもんな~。といっても普段のアイドルのキャラから全然変わってないのが多かったように思うけど……。

ミリオンとSideMの劇中劇の違い……というか、どうしてSideMの劇中劇はゲーム内で展開されなければいけないのか、ということについては一度きちんと整理したいので、機会があったらどこかで書きたいと思います。
 


ミリシタ編

虹色letters(MTG 06 Cleaskyドラマパート)

ずっとドラマのタイトル「想い出はクリアスカイ」だと思ってたので驚愕しました…(バカ)小説、サイレント修正してきた…

都会からやってきたエレナと島の女子高生・美也、二人の映画撮影を通して育まれる友情の青春ストーリー。
父親の静養のため、ミリオン島に移住してきた都会育ちのエレナ。まつりはエレナの担任の徳川まつり先生を演じています。名前も外見も言葉遣いもまつり姫のキャラクターも普段のまつりそのままです。ちなみに真がイケメンお父さん役であり、娘のエレナも名前呼び捨てにしてる。かなり無理のある設定…。

エレナだけがいつものエレナとは違うキャラクター…あまり心を開かない少女として設定されていますが、他のキャラはほぼアイドルそのままなので、違うキャラを演技してるアイドルを見たい人にとっては微妙かな~…と思います。
とは言え、まつり先生は二人の映画撮影のために本格的なカメラを提供したりしてくれます。素敵。
 

屋根裏の道化師(THE@TER BOOST 03 ドラマパート)

劇場・ミリオン座で起きた怪奇連続殺人をめぐるサスペンス。犯人は一体誰なのか……衝撃のラストがあなたを待つ。

今もなおプラチナスターツアー2500位歴代最高ボーダーを誇る劇場サスペンス、ラストアクトレス。
まつりがこのみさんと元大女優を競って二位に終わってしまった、まつりPとしては因縁の作品ではありますが、劇場の女優・マドリーンとして、脇役ではありますが出演することになりました、ヤッタネ!衣装もあるよ~。

マドリーンは桃子演じるスタア・モニカの威圧に怯えるように付き従う、随分大人しい役柄で、これまでのまつりのイメージからかなり遠いキャラクターです。プロデューサーに続く第二の被害者として序盤に早々に散ることになりますが、ドラマパートでは紬演じるウォーカーくんをからかうように脅かしたりするおちゃめな一面も見られます。

ミリシタの劇中劇はこの辺りから結構洗練されてくるというか、全部がそうではないですけど、アイドルと役柄をちゃんと分離するようになってきます。バリボーのキング風花さんや海美もいつもと雰囲気違いましたよね。
マドリーンの口調や性格にまつり姫らしさは無く、先述した通り、イメージとかなり遠う、つまりかなり新鮮な役柄でした。
 

鏡の中のシャーロット(MTG 14 Charlotte・Charlotteドラマパート)

鏡の中の、もうひとり。

病気がちで屋敷から出られない少女・シャルロットの元に訪れた、もう一人の自分・シャーロット。あなたは私、私はあなた。鏡映しの少女たちの穏やかな日々と、別れと旅立ちを描くジュブナイル・メルヘンストーリー。

エミリー演じるシャーロットが謎めいたキャラクターとして考察しがいがあり、どうしても注目されがちですが、主演であるまつり演じるシャルロットは徳川まつりの演技力の高さを物語る上で絶対に外せない子と言えるでしょう。
何せまつり御年19歳であるのに13歳くらいの少女を演じても何の違和感もないというのが何よりすごいことですし、シャルロットの幼さと複雑な心境を演技で表現できるのも素晴らしいでしょう。

「鏡の中のシャーロット」は聴いていただければわかりますが、まつりもエミリーも貴音も双海姉妹も普段のアイドルを引きずっておらず、それぞれちゃんと役を演じています。こういう劇中劇がずっと欲しかったので、ようやくまつりに正当なお芝居が…と感涙したものです。

MTGのドラマパートはどれも秀逸ですが、「鏡の中のシャーロット」は担当のひいき目も多少ありますが、役柄や内容含め、一番出来が良い作品だと思っています。
 

おとぎの国の物語(THE@TER CHALLENGE 01)

CDジャケのマリーが一番かわいい。

迷い込んだ森で狼・ビッキーに出会った少女・リカ。記憶喪失の旅人ステラとちょっとうっかりがちな妖精モモ。
ひょんなことで出逢った二組は、ステラの記憶を取り戻すため、そしてビッキーの願いを叶えるために、「偉大なる魔法使い」のもとへ向かいますが…きっと友達になるために出逢う、少女達のメルヘンストーリー。

おとぎに関しては楽曲「Girl meets Wonder」を聴いてもらえれば大体話がわかるので聴いてもらいたいです。以降、がっつりネタバレありで長めに書きます。

ミリシタ史に残る伝説の大勝負・THE@TER CHALLENGE!!において、三度目の正直でまつり(というか徳川まつりP達)が勝ち取った「魔法使い」の役です。懐かしいねもう4年も前になるんだ。もう二度と戦いたくないですね(笑顔) 浮動票になってみてぇ~。TDはよ。

まつりは自称「偉大なる魔法使い」・マリーを演じます。
「偉大なる魔法使い」。しかしながら、その実態はわがまま放題の魔法使いの少女でした。彼女は修行にあけくれる灰色の毎日から逃れようと、王子様と結ばれるお姫様になろうとします。ただし手段は手下の妖精・モモを使役し、惚れ薬を飲ませる…という王子様の意思ガン無視のものでしたが。
人の心に干渉する魔法がダメってのはおジャ魔女どれみシリーズでも言ってた!(おとぎドラマパート聴く前にどれみ4作完走したP)

こういったやり口からもわかりますが、平和な物語の中で騒動の発端となっているのはマリーで、いかにもな悪いことを仕掛けようとするのもマリーだし、最終的に懲らしめられるのもマリーです。
魔法使い、という役どころではありましたが、実は多くのまつりPが望んだ(望んでいたであろう)、物語上の「悪役」だったのでは? とも思うのです。どうですかね。

ところで、TCにおいてまつりには、実はずっと「少女」と「妖精」にも票が入り続けていたのを皆さんご存じでしたでしょうか。

私はマリーの幼児性に「少女」の票が、妖精のモモが手下、というか「友達」としてマリーの傍にいたことに「妖精」の票が反映されていたのではないかな、と勝手に考察しています。

「鏡の中のシャーロット」に続いて、貴音がマリーの母親役として出演します。マリーはシャルロットと同じように学校(魔法学校)に入ることになるので、ある意味ではシャルロットのアナザーとも言える存在でしょうか。「少し厳しくしすぎた」というのは似たようなことをシャルロットにも言ってましたね確か。

さて、貴音のことを書きましたが、貴音とは本当に大接戦を繰り広げてしまい今でも若干トラウマがあるようなないような、です。票レースの嫌なところですね……。
そんな貴音、劇中における本当の「偉大なる魔法使い」は2位の彼女の方だったので、あ~んなに頑張って役をとったのに成敗される方で、改めて聴き直しても正直ガッカリなところはありますね……。

でも、「聞き分けがなくて子供っぽくてワガママ」なのは、いつもの面倒見がよくて気配り上手なお姉さんなまつりとは全く違う造形のキャラクター、とも言えます。
しかしながら、マリーもまつりと同じように「お姫様」になろうとします。

TC結果発表の際のニコ生で、話や役柄については「まだ何も決まってない」と言ってたので、おそらく投票劇中劇は当て書きが基本になるんだと思います。
はい。ドラマパートを聴くとわかりますがマリーはほぼ、どころか、まんままつり姫です。さらにまつりと同じように「お姫様」になろうとする。こんなん、いつものまつりと一緒やんけ! こんな結果を得る為に投票頑張ったんでないが!? となり、これにも当時、相当ガッカリではあったんです。

しかし、よくよく考えてみると、前の章の所感で書いた、私が好ましく思っているSideMの劇中劇の在り方のように、まつりの「if」の姿を見せているというか、まつりと非常に近しいけれど、決定的に異なる造形(悪いことをする人物像)にしているんですね、マリーって。
すごくそっくりではあるけれど、まつりの「悪いif」であるマリーを通し、何かが見えてくるのではないか。それがまつり自身の成長や、新たな解釈に繋がっているのではないか。TCから3年経って、そんな風に思う所存です。

まつりは魔法使いSRの覚醒コミュでこんなことを言っています。

まつり自身、何か感じるところや気付きがあったようですね、きっと。
 

Parade d'amour(MTW11 オペラセリア煌輝座ドラマパート)

マリーについてもうそこだけ独立してnoteにせえよってくらい長く書いたので巻きでいきます!

ミリシタ女性Pたちに激震走る──

家族を救うため、男装して士官学校に忍び込む少女・アシュリー。男性だらけの学園生活、アシュリーを中心にして起こる出来事が、いつしか彼女を巡る四角関係に…? ドキドキの近代学園ラブストーリー。

満を持してやってきました、まつりの演技力炸裂の時と言うか、ついに性別が違う役柄を演じます。
オスカーをお兄様と慕い、女とは知らずアシュリーに突っかかるも、次第に彼女に惹かれていく…いや~めちゃくちゃ美味しい役です…! 可愛いぞアリエルくん! でも私はハーヴェイルートがトゥルーエンドだと思ってるから君とアシュリーの話は全然浮かばんよ…!(酷

と一通り盛り上がってみましたが、私はそこまで男装に興味は無く(私が好きなのは女装男子なので…)(少女の頃、南総里見八犬伝の犬坂毛野ちゃんに性癖を狂わされた女なので)男役にもそこまで興味はないのですが、アリエルくんはまつりがノリノリで演じていたことがわかるので非常に大好きです。ていうかまつり、めちゃくちゃ好きそうだよなこの手の設定。

アリエルくんのグッズをあまり集めないのも、まつりではなくアリエルくんだとわかる、つまり完全にまつりと分離している子だからです。そうなるようにまつりが演じてたと言えるでしょう。
8thではどんな風にすわちゃんがやってくれるのか…! 楽しみだ~~!
 

ミリシタ編所感 -テール出演への期待-

一番書きたいことに入れてないので、一旦アリエルくんで〆とします。

ミリシタというか、ミリオンライブは皆さんご存じの通り、最近プラチナスターテールでの劇中劇にめちゃくちゃ気合が入ってますよね。内容はともかくとしてClover's Cryの気合の入りっぷりはすごく良かったし、奈緒が関西弁を、ひなたが北海道弁を脱し、真摯に永混(エマ)と夜羽那(ヨハンナ)を演じているのには涙しました。

だからまつりも、こんなに演技に意欲的な子なので、将来的にテールで何か役が貰えたらいいなあ、と担当Pとしては願っています。
ちなみに、ブライトダイヤモンドのシーズンオンエアーでの劇中劇で謎めいたミステリアスなトリオの一人(だったっけ)を演じていましたが、こちらは今聴ける機会がないはずので割愛します。私もほとんど忘れてるんやで。でもめっちゃ良かったな…
 


幻の主演作『星々の姫』

ざっと見てきましたが、まつりには主演が少ないと思います。

グリマス時代の「アイドル学園」シリーズも朋花とのダブル主役のような感じですし(上位でもないし)ミリシタ時代の「鏡の中のシャーロット」もシャルシャロ二人の主演でまつり単独というわけではないと思っています。アリエルくんはアシュリーのお相手候補、というよりはライバルに近いし、マリーも悪役。マドリーンとまつり先生は見せ場の少ない脇役です。

まつりはバイプレイヤーとして輝くタイプだとTCの頃から思っています。というか私がそういうタイプの役者さんが特に好きなので、ちょっと投影させてしまってるんでしょうな。市川実日子さんとか。カムカムのベリーもアンナチュラルの東海林もサイコ~。

いやまあ、あんな翠の髪の存在感ぶっ飛びトンチキ女、かつまつり姫を自称して憚らない厚顔無恥のイロモノがバイプレイヤーなわけあるかい、という気持ちもないではないんですけど、お姫様になるという彼女の理想と行動理念は一旦おいといて、日頃の行動などを見ていても、ヒロインや主役を引き立てる活躍をする役柄の方が「らしいな」というか、似合うな~、って思います。まあ個人の嗜好なんですけどね。

しかしながら、グリマス編の章で敢えて触れなかった、というか最後に持ってきたかったまつりの出演作が一つあります。
しかもまつりは、「主演」として参加しています。
それが本記事のタイトルにある「星々の姫」です。

全国キャラバン編・シーズン2 南エリアでの一幕で(まつりはグリマスでも南に行ったんですね)まつり、あずささん、歩の三人が、出演作である「星々の姫」という映画の舞台挨拶に赴きます。

「星々の姫」については、私が探した限りではこの短いコミュでほんの少し触れられるのみです。

「星に憧れて宇宙をめざす女の子」
「星をめざす女の子と宇宙飛行士のヒューマンドラマ」
「原作がとても素敵」

非常に僅か過ぎる情報ですが、ここから想像出来る内容もなかなかに意味深で、とても惹かれるものがあります。
一体どんな話なのか。このコミュのシナリオを書いたライターさんはそんなことまで考えていなかったと思いますが、Pそれぞれが想像するものとして委ねられていると思います。

私はまつりの小説を書く作家なので、いつか自分の考える「星々の姫」を書きたい……と夢想はするのですが、私が尊敬し、私がまつりPになったきっかけの漫画を描いた、まつりPのとgPさん(Twitter ID:@toggp)の同人誌「星々の姫」が非常にお気に入りでして……。

表紙、内容、絵、すべてが本当に素晴らしい一冊

とてもとても素晴らしく、非常に文学的な作品なので(とgPさんの作品はどれも文学的で深みがあって大好きです)このご本を読んで以来、自分では「星々の姫」を書ける気が全くしないんですね。それでも作家かー!(ズコー)

あとがきに書かれているとgPさんのまつりに対してのお考えも本当にすごくすごく、素敵なんです。
本当に本当に、大尊敬しているまつりPさんの一人です…! こんなところで告白するな。あなたの漫画がなかったら私は徳川まつりPになってはいませんでした…

いつかもしかしたら、ミリシタの中で、あるいはコミカライズのBCなどでこの「星々の姫」がどういう作品であるか、明らかになる時が来るかも知れません。
その時は間違いなく主演のまつりも注目されるでしょうし、まつりがどんな想いで「星をめざす女の子」を演じたのか語られるかも知れません。

そんな未来を想像しながら、本稿を終えることとします。
その時までに、まつりがいっぱい、いろんな役を演じていますように。
そして、演じるキャラクター以上に、とびきりに素敵なまつり姫として、沢山の人の心に魔法をかけていますように。

あらためて、おめでとう

微力ながら私もまつりの背中を押し、魅力を伝えていける一人で在れるよう、まつりの夢を全力で応援して、励まして、そしていろいろなお話を綴っていきます。
これからもよろしくね。

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