おばさんが教員になるまで4

こんにちは!

中学校で講師をしている、アラフォーぺーぺー教員のたまはなです。

私が30代で教員免許を取り、教職につくまでの話の続きの続きの続きです。興味を持っていただいた方は、下記から過去の話を読めます。↓

おばさんが教員になるまで1
おばさんが教員になるまで2
おばさんが教員になるまで3

1.通信課程で単位を取る流れ

仕事も保育園も決まり、大学の通信課程の申請も終わりました。私は自分が卒業した大学で取った単位を移行して、教員免許課程に必要な残りの科目を取る必要がありました。全部で50単位ぐらいだったと思います。

通信課程で単位を取るためには、まず指定された教科書を読んで、与えられたお題でレポートを書きます。書いたレポートを提出して、合格(A~C判定)を貰えれば、テストを受けることができます。テストに合格したら、その科目の単位が取得できます。

レポート→合格→テスト→合格→単位Get

レポートが不合格だった場合は、テストが受けられないので、もう一度レポートを出さなければいけません。
レポート→不合格→レポート→合格→テスト→不合格→テスト→合格→単位Get

2.計画を立てる

2年間の課程で、2年目に教育実習、特別支援学校での実習、介護実習の3つの実習を受けなければいけません。それぞれの実習までに必修の科目があるので、必ず実習までにそれらを取る必要があります。

必修科目の単位Get→実習に行ける!

なので、いつまでにどの科目を取らなければいけないかの計画をしっかり立てておく必要があります。地味ですが、ここがめちゃくちゃ大切です。後は、必ずバッファーを設けておくことも!
(バッファーは余白のことです。最近知った言葉なので、使ってみたくて使ってみました。)

なぜバッファー含んだ計画が大切かと言うと、レポート書くのがかなり大変だからです。レポートはざっくり以下の流れで書きます。

①教科書&参考文献を読む
②情報をまとめる
③考察
④体裁を整える

①まず、教科書や参考文献を読むのに時間がかかります。

②そして、そこから必要な情報を抜き出して、まとめます。

③次に時間がかかるのが、自分の考察を書くところです。
自分の考察を裏付けるために、教科書以外の文献を引用したり、そもそも内容を理解していないと考察ができない!

そして、教育関係の教科書は文体がとにかく難しい!

「〜でないということは否定できない。」みたいな、
「ん?? で、結局何が言いたいんだ〜?!」みたいな。

④さらに、体裁を整えたり、参考文献の表記をしたりすることも、なれていないと地味に時間を取られます。

そして、これらの作業はある程度まとまった時間で集中してやらないとできません。

ワーママは、このまとまった時間の確保がまず難しいです。

3.時間の確保

①夜中
②休日のどちらか
③休憩時間

①当時は、とにかく睡眠を削ってやっていました。子供を寝かしつけた後、夜中に起きてやったり(一緒に寝落ちしてしまうので)してたのですが、うちの子は夜泣きがめちゃくちゃ酷く、夜中に何回も大泣きして起きるので、これが中々大変でした。

長男の夜泣きには本当に苦労しました・・・
(この話もいつかしたいです。)

②休みの日に夫や実母に子供を預けて、数時間時間を作ってレポートやテスト勉強をしていました。家族の協力無しにはできなかったですね。

仕事の休み時間(1時間)を使っていました。なるべくフルに1時間使えるように、お弁当を持参していました。

4.給与<働き方

これは、たまたまですが、私の場合良かったのは、仕事が体力や知力をあまり使わない仕事だったことです。

もし、私の仕事がスーパーのレジや何か他の立ち仕事だったら、体力的にかなり疲れて、夜中起きて作業をしたりできなかったと思います。
逆に、体力は使わないけど、すご〜くアタマを使う仕事だったら、思考のキャパオーバーで、その後に家で難しい本を読む作業ができなかったと思います。

なので、働きながら何か学びたい人は、優先順位を考えてされることをおすすめします。仕事と学びたいことが関連している場合は良いですが、そうでない場合は、「今の仕事内容や給与」と「学び・資格」のどちらに重きを置きたいか考えてください。

後者を優先させたいなら、仕事の時間を短くしたり、有給を積極的に取ったり、一時的に収入が減っても、今は自己投資だと思って、学習時間を確保するべきです。

もし、仕事が選べるとしたら、多少お給料が少なくても、体力・知力をあまり使わない仕事が良いと思います。私のおすすめは単純作業の事務仕事です。



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