盟友の頼みならえっちなお願いでも聞いてくれちゃう河城にとりなど存在しない2020

河城にとりが住んでる川に足繁く通ってきゅうりプレゼントしたり一緒に発明品乗り回したりして遊んでいくうちに惹かれていってある日勇気をだして告白するけどにとりさんは至極まっとうな価値観を持った河童なので当然のように振られてしまうけど住処までよく来てくれる数少ない盟友としてそれ以後もそれなりに仲良く遊び合う関係になって、でもやっぱり心のどこかで諦められない自分がいてしばらくしてからもう一度だけ告白してみるもののやっぱりダメで、まあそれ以降はほぼ諦めたけどそれでもあわよくばと言う気持ちがまあひとかけらも無いかと言われればそんなこともないかもしれない程度の感覚で盟友づきあいはするんだけど、一年くらいするうちに人間と妖怪の差が身体的にも精神的にもあることが実感できるようになってきて、にとりさんが当然のように断るその理由も感覚もはっきり判ってしまって、それなのにどこか諦めきれない自分が嫌になってなんの前触れもなくある日を境に通うのをやめてしまい、それ以降会うことがなくなってしまった思春期を過ごしたかったし、多分いまになってふとその川に行ってみてもすでににとりさんはそこには住んでなくて自分の臆病さのせいでさよならも言えずに会えなくなってしまったことを悔やんでる。

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