ライモンでメンタルよわいもん
これは私がライモンジムで雑兵をしていた頃の話なんだけど、当然のようにカミツレさんに惚れてたんですよ。それはそうで、実際にあんな美人爆発人間みたいなのを前にしたら惚れないほうがおかしいんですよ。たとえカミツレさんの本命がフキヨセのボスだと判ってたとしてもじゃあはいそうですかってなるわけにはいかないじゃないですか。なるけど。それじゃあ付き合えたら嬉しいかって言われるとまあそれはそれで当然解釈違いじゃないですか。当然じゃねえよ、いや当然だけど。まあでも実際どう考えてもフウロさんより自分を選んじゃうカミツレさんはみたくないでしょ。失恋したいとかそういうわけじゃないけど、当て馬になりたい。いやなりたいわけじゃないんだけど、じゃあどうしたいのかって言われると一番近いのがそうだったんですよ。そんでじゃあ実際のところ当然希望は一ミリも存在していなかったわけだから自分がカミツレさんにアタックすれば自動的に自分の願望は叶えられるわけなんですけど、やっぱり悲しいじゃないですか。だから結局自分は何もできずに何年か経ったんですけど、ある日耐えられなくなってジムを辞めて旅に出ることにしたんですよね。まあそれ自体は戦闘狂世界においては珍しくないわけなんですけど、最後の日に見たカミツレさんはいつもどおり綺麗で、まあそれはそうなんですけど、最後に告白をしようかなんてぼんやり考えていた私は結局何も言えずに去ってしまったんですよね。
↑これ多分書きかけでやる気なくして下書きのままになってて続きを書く気もあんまり起きないんだけどなんとなく放流する
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