見出し画像

そして、お土産ができるまで。

こんにちは。多摩美術大学情報デザインコース卒業研究制作展2021「そして、」企画班です。
6回に渡って、情報デザインコース卒業研究制作展2021「そして、」は一体どのように作られていったのかご紹介していきます。

第6回目となる今回は来場者特典のお土産についてです。
「そして、」というコンセプトに合った自信作のお土産が完成したので、数量限定ではありますがご来場予定の方は是非ゲットしてください。

01.アイテム決め

はじめに、企画班でお土産の案を出し合いました。
▼具体的な案
・トートバッグ
・ビニールバッグ
・ポーチ
・サコッシュ
・ステッカー
・クロッキー帳
この中から班の中で話し合いを重ね、会期以降も普段使いができるトートバッグと、ステッカーに決定しました。

02.ステッカーができるまで

ステッカーのデザインはメインビジュアルのロゴや線、テーマカラーを元に企画班のメンバーでデザインの案出しを行いました。

画像6

画像7

画像8

これらのデザイン案を並べて比較をした上で、各班の代表や企画班で投票を行い、デザインを選定しました。
完成したステッカーがこちらです。

画像1

画像2


今回はスマホケースに挟むことができる大きさで全12パターン作りました。

画像9

選ばれたデザインがメインビジュアルに沿ったものと、メインビジュアルから派生した遊び心のあるものの2種類にグループ分けしました。
今回は一般的なツヤっとしたステッカーだけではなく、デザインの雰囲気を引き出すためにクリアステッカーにしたものもあります。貼る場所によって背景や線が地の色に透けていろんな表情を楽しむことができます。
こちらのステッカーは2グループからから各1枚ずつランダムに2枚封入してお渡しします。このステッカーを入れる封筒も「そして、」の雰囲気に合わせて、手にした時の上品な肌触りが特徴のコットンパルプを配合した封筒を選びました。
細部までこだわって作ったので用途に合わせて楽しんでいただけたら嬉しいです。

画像4

03.トートバッグができるまで

まずは、理想的なトートバッグを探すことから始めました。
▼理想のトートバッグの条件
・肩からかけることができる
・A4サイズが入る
・中身が透けるほど薄くない

今回はこれらの条件をクリアしつつ、他ではなかなか見ることがない丸みを帯びたラウンド形状が特徴のトートバッグを採用しました。持ち手は長く、A4サイズの書類もしっかり入る使いやすい大きさです。

また、トートバッグにプリントするデザインはメインビジュアルの有機的な細い線を用いるため、それらの美しい組み合わせを追求し、デザインを考えました。

画像10

どのデザインも魅力的でしたがパッと見た時の印象がよかったものを何度か修正してデザインを検討していきました。

画像11

最終的にはくるりと丸まった線と、するりと流れるような線がトートバッグの丸みにマッチするこちらのデザインに決定しました。

画像4

画像5

季節問わず、エコバッグやサブバッグとして使っていただけるデザインになっております。数に限りがございますので、ご来場の際は是非お持ち帰りください!

終わりに
最後までご覧いただきありがとうございました。
卒業制作展2021「そして、」第6回 お土産ができるまでの裏話はお楽しみいただけたでしょうか。
第7回の更新は3/1(月)です。次回は公式インスタグラムで公開している作品紹介の続きです。どうぞお楽しみに!


多摩美術大学情報デザインコース卒業研究制作展2021 企画代表

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

事前予約受付中
3/5(金)〜 3/7(日)に横浜赤レンガ倉庫1号館で開催する本展示は、予約制を導入しています。詳細は こちら↓
https://reserva.be/sotuten2021

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?