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そうだ、梅を撮りにいこう

 梅がほころび、梅が咲き、梅が散った。すいません。2月の上旬には、一周15分程度の近所の小さな公園へ梅の撮影に行ったのですが、卒業課題に追われて、日本の四季の移ろいの早さを思い知りました。閏年で一日多い2月に得した気分だったのに!かなり、季節を先取りできたつもりだったので、悔しいです!!!

皆さんの町では、どのような気候でしたか?暖かくなったと思って、自宅で洗えない衣類を洗濯に出したら寒さが戻り、数少ないセーターを回して着るはめになってしまった筆者です。


ツンデレな美女

 神社などでも咲いている梅。きれいに撮れますか?筆者は、何年か敗北を喫しています。

桜やコスモスなどと比べて、見るのはきれいだけれど、花の密度が低めで茎や枝の存在感が強い楚々としたお花なので、撮るのが難しい樹木というイメージです。それでも、頑張って来ましたよー。皆さまの心に一寸の春の息吹を吹き込めれば幸いです。

1.食べてよし、南高梅さん

 和歌山の高級梅として有名な品種です。noteに記載するにあたり、調べてみたところ、なんと地域ブランドとして認定された第一弾だそうです。

でも、ご存知でしたか?白い梅でした。筆者は、梅干のイメージに引っ張られて、てっきり紅梅だとばかり思い込んでいました。穏やかな日差しが美しかったので、一枚。若干、バックがうるさくなっちゃいました。

月影先生、白梅からは紅天女は生まれない

太陽の光がキラキラして、周りに植えられた梅さんたちが魅せてくれるいわゆる"玉ボケ"に気を良くして、玉ボケをカラフルにした一枚をパチリ。

今日は、苦手な枝にも挑戦ましょう!

「ウメ切らぬ馬鹿」という諺にもある通り、梅は手入れが必要な樹木です。
この子もお手入れされて、きちんと剪定されていますね。ちなみに枝の切り口は普通の色ですね。

2. ピンクが華やか紅千鳥さん

サムネイルの写真も、この紅千鳥さんです。素敵な名前。
こちらは緋梅性という分類になる梅で、枝の切り口が紅色だそうです。行く前に知っていたら、見たのにーと地団駄。これからの皆さんは、ぜひ、枝の切り口の色も楽しんでくださいね。

3.花も実も少ししっかり?白加賀さん

”しらかが”と読むそうです。南高梅のお花と似ていますが、若干花びらが丈夫そうなイメージを持ちました。実もしっかりしているようです。

食用で、酸っぱさは南高梅より控えめとのこと。日光に当たっても、色づかない品種らしく、筆者が去年挑戦した梅酒に使用したのがこちらだと思います。酸っぱさが少なく、とろみのある梅酒に仕上がりました。今年は、酸っぱい品種に挑戦する予定です。

4.難度高め白滝枝垂さん

華やかな桜でも、筆者は撮るのが苦手めの枝垂れさんです。

白いお花が映えるように、黒バックになる場所を選んでみました。
全容は、迫力ある感じです。少し上から眺めてみました。

5.オシャレ襦袢を着た、通い小町さん

 陽に照らされて、薄紅色のがくが透けて見える和の色気を漂わすような通い小町さん。深草の少将が100日、小野小町の元に通ったという話に則って名付けられた品種なのでしょうか?

6.枝振りの良かった芳流閣さん

7.ぽこぽこしたお花の道知辺さん

とっても、いい香りがします。マスクをしていてもです。このため、暗闇でも香りで存在が分かるところから、道しるべと名前が付けられたそうです。納得ー。


一言もーす!

 いかがでしたか?桜に較べたら、見に行かれる方が少ないと思いますが、より厳しい寒い気候で一生懸命咲いている梅、見に行きませんか?

そして、筆者は梅干しが大好きです。しかも、想像しただけで唾があふれでてくるほど酸っぱいもの。そして、ひたひたのもの。でも、最近は、甘い物人気のためかハチミツ梅などが存在感を増しています!皆さん、今年はきれいなお花を眺めて、天神様や小野小町に思いを馳せ、酸っぱい梅干しを食べるのはいかがでしょう。

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