2021KOCと俺
酔った勢いで今1番言いたいことを書こうと思う。
noteさっき認証されて多分嬉しいんだと思う。あと普通にKOCの直後に何か書きたかったんだけど媒体がなかった(noteはどうにも認証されてなかった)。
ご存じの通り、先々週キングオブコント2021が開催された。最高だった。
最高に最高で最高にしんどい大会だった。
空気階段を推している。一昨年のキングオブコントからだ。
空気階段との出会いはその一昨年のどこかでやってたゴッドタンの「この若手知ってんのか」の企画だったと思う。クローゼットのネタ。
めちゃくちゃ面白くてコンビ名だけ覚えた。最近あんまりネタ番組も見ないし地方住みだから劇場行ったりもしないしで、ほんとに名前だけ憶えてそのままだった感じだ。それてキングオブコントで文字通り再び名前を見た。
タクシーのネタ、めちゃくちゃ好きだった。ほんと最高だった。
でもあんま伸びなかった。審査員と気が合わないのは往々にしてあるし、この年のどぶろっくはこれはこれで手叩いて涙出るほど笑ったので文句はなかった。でも最下位は理解できなかった。それくらい好きだった。
(この年はかが屋も出ててかが屋もゴッドタン経由で知ってめちゃくちゃ好きだったのにKOCでハネなくて「俺の見る目!!!??」ってなった)
いつかもっと目立ってほしいなぁと思いながら翌年のKOC、3位だった。
前年からめちゃくちゃ好きだったから逆に信じられなかった。「いや去年もめちゃくちゃ面白かったじゃん!?」みたいな。
でも正当に評価されたみたいで嬉しかった。あと女装水川きっかけで沼に嵌った。
きっかけはともかくとして「めちゃくちゃに面白いから俺は全力で推すし何らかで認められてほしい」と思った。そこからは(地方住みなのでコロナで厳しかったとか普通に金銭的なあれとかで)全部は行けずともなるべくライブの配信チケ買って見たり、単独も行く気でチケ取ろうとして普通にマジで取れなくて泣きながら配信チケでアーカイブ中何度も見たり、DVD買って見て泣いたりとかした。
ラジオに乗るのはかなり遅かったけど(本気で喧嘩するって噂のあるラジオ怖くない?)、ラジオ聞いて、楽しそうなとことか各々の価値観とか、それこそ一触即発で喧嘩になりそうなのとか聞きながら、やっぱ俺この人たちのこと好きだなって思ったりした。
今年のKOC、準決の時点でもうそわそわが止まらなかった。
即席ユニットの解禁もあって、今年の準々決勝にはどうみても実力者みたいな人しかいなかった。誰が準決勝、決勝に上がってきてもおかしくない。
推しが絶対上がってきてくれるだろうという信頼と、それとは関係なく冷静に「このメンツは誰が上がってきてもおかしくない)(=誰が落ちてもおかしくない)」ってことじゃない?と思ったら夜しか眠れなかったし、決勝進出者決定日の前日に「前日じゃん」って思った途端にまたそわそわが止まらなくて、いやお前が今どんだけそわそわしててもどうしようもないじゃんって思ったりもした。
結果決勝進出者は文句なかったし、なんなら優勝者も(多分俺の贔屓目を差し引いても)誰も文句なかったんじゃないかなと思うし、だからって決勝RD行けなかった人たちや準決から上がれなかった人たちが劣ってたかっていったらきっとそんなこともなかったんだと思う。
レーティングが変わって、絶対ユニットが決勝行ったら盛り上がるのにいなかったってことは、それだけ審査がガチだったんだろうなというのはゴリゴリのただのお笑い好きとしても分かる。その上でこのメンツだったんだろうなって。
審査もみんなある程度飲み込めるところでいい意味でばらけててよかったと思う。
そんな中で全力で魅せつけてやった、コンプラも(多分)ギリギリのところで殴り飛ばしてやった空気階段、ほんとに最高だったよ。改めておめでとうございます。一生推します。あなた方の幸せが俺の幸せでありご飯のお供です。白飯が捗ります。優勝決まった時生まれて初めて嬉しくて泣きました。
そんなのはみんな全然思ってることだと思うので、ここまでは冗長な前置きでほんとに言いたいのはこの先。
去年のKOCで本格的に空気階段を推すぞと思ってから、1番劇的に生活が変わったのは「配信ライブを見るようになった」というところです。
全部をカバーするには悲しいかな経済力が厳しかったので何となくネタがしっかり見れそうなの、あとは逆にがっつり人間性が見れそうなのあたりを中心に見てたのですが、結果的にそれが「他の芸人さんの顔と名前とネタを覚えれた」「普段の劇場のコーナーの雰囲気とかを知れた」という意味ですごく有意義でした。
特に前者はそのおかげで普段のKOCなら半分くらい知ってる人がいれば御の字くらいだったのが、今年は全組知ってる人で、ネタの傾向を知ってるが故により楽しめたのはプラスでしかなかったので「知ってる人がネタやってるKOC、こんなに楽しいのか」という新たな発見もあり、一方で誰が決勝RDに進出できなくて落ちても悲しいみたいなエモのシーソーみたいな体験をしました。
今年は俺の贔屓目がなくても「全員面白い」「伝説の回」って言われるくらいレベルが高かったと思うので、ほんと今年のファイナリスト全員優勝してほしいんだけどそれにはあと9年かかっちゃって現実的じゃないんですよね、でもそれくらいよかったんじゃないでしょうか
勢いで書いてきたせいでだいぶ着地点を見失ってるんですが、言いたいことは「推しを推したおかげで副産物的に得るものがめちゃくちゃあって俺はものすごく幸せだったんだ」ということです。
昔ものすごく病みそうだった時も、このコロナ禍でしんどい時も、お笑いに助けられてきたとは思ってたけど、推しを追うのに見てた人たちが大きな賞レースで輝いてるのは感動以外の言葉が出てこないくらいです。
結果的にすごい薄っぺらいまとめみたいになっちゃうけど、今しんどい人も何か好きなことをひとつでも見つけてそのために生きてってほしいです。俺が生きてるのはお笑いという大きなものを好きでいたからだし、今ものすごく充実してるのはその中でも空気階段という唯一無二今年絶対王者に出会えたことだと思うから。
何かの間違いでこれを読んだ今なんかつらい人が、少しでも楽になってくれますように。
あと今年のM-1はオズワルドが優勝しますように。
追伸
画像は本文とはあんま関係なく今日食べて呑んだメンツです いつもより豪華
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