初心者向け たまごろうの米国株投資③ 初心者たまごろうの失敗事例〜後編〜
こんにちは。
米国株投資を推奨しているたまごろうです。
米国株投資②の続き
マザーズへの投資で大きな損失を出し、リスクが高いと思ったたまごろうは方針を転換しました。
全て東証1部の銘柄に切り替え、分散投資をすることにしました。
これで大きな損失を避けられるはず…でした。
投資方針を変えて
会社員のたまごろうはデイトレード(1日の中で株式を購入し、購入価格よりも高値で売る事で利益を出すこと)こそしていませんでしたが、数日スパンで利益がある程度出たら売り、損失がでたらプラス圏になるまで待つという短期的なトレードをしていました。
結果的に利益確定分は増えているものの、株式売買による手数料によって思うように利益が伸びず、含み損(実際に株式を売却していないので損失が確定していない状態)の銘柄ばかりを抱えることになりました。
利益が出たものは売却してしまっているので、含み損銘柄だけが残るのは当然ですよね。
正直、含み損はあまり気分のいいものではありません。精神状態も全然安定していませんでした。
またもやどん底へ…
ここへきてまたもやたまごろうをどん底へ突き落とす出来事が起こります。
2016年6月、国民投票による英国のEU離脱です。
世論の思惑とまさしく逆をいく結果でした。
株価というものは思惑で動くことが多く、予想と逆の結果や予想外の事態になると狼狽売りする人が増えて暴落する事が多いです。
私も例外ではなく、株価の突然の急落に青ざめてしまい、持ち株の多くを狼狽売りをしてしまいました。
この記事を読まれてる方の中にも、「自分はこんな事するはずない」と思っている方もいると思いますが、人は損する事に恐怖する生き物です。
実際にリーマンショックのときも2番底(1回暴落した後にもう1度暴落が来ること)となり、みるみるうちに株価が暴落しました。
自分の大切な資産を預けており、もっと下がったらどうしようという心理が働き、株を手放してしまうのは大変多くの初心者の取りがちな行動です。
実際に株式投資を始めたばかりの初心者は毎日株価を見て一喜一憂する人が多いです。
そのため、リアルタイムに暴落を目の当たりにしてしまうがために今売らないともっと損失が大きくなるかもと恐怖感を煽られてしまうものなのです。
自分の持株が含み損の場合は尚更恐怖感に煽られます。
このように私はまたもや100万円近い損失を出してしまいました。さらにはその後1日で株価は元通りになり、今に至るまで順調に回復しています。
あの時に売らなければ…と思いますが、一度売った株は返ってきません。
資産もめっきり減り、株式投資への信用を無くしたたまごろうはこの間ろくに投資をせず、機会損失を出し続けることになったのです。
いかがでしたでしょうか?
狼狽売りは短期売買をしていると不安になってやりがちな行動です。
自分の投資方針が固まっていない証拠です。第一、売買のたびに手数料を払っていたら初心者では利益を出す確率は低くなってしまいます。
また株価が下がったら投資しようと待っているときに限って、暴落の機会はやってきません。その間の期間が機会損失となってしまいます。初心者には特に長期的な投資をオススメしたいと思います。
今回の記事には触れていませんが、初心者は信用取引は絶対にしないでくださいね。自分の資金以上のお金がなくなります。現物(自分のお金)は資産が無くなるだけですが、信用取引は命まで奪われかねません。
株取引は自己責任。正しい投資を勉強しましょう。
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