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Microsoft Training Day : Microsoft Teamsでリモートワークを実現 に参加してみた

概要

このウェビナーは、Microsoft Teamsが単なる1アプリではなく、コラボレーションしたり、統合したりすることができるということと、同時にコンプライアンスやセキュリティに関しても細かく設定できるんだよという2日間にわたるウェビナー形式のものでした。

https://microsoft-events.connpass.com/event/235613/?fbclid=IwAR0tyovMzHWLMAAUZ0EvGeLHEu0VkDormk2zwhTx9yO2kajYZwK8IihKpzI

1日目 M365との統合について

Teamsでできることの紹介(MS使いの人なら、よく使ってるよね)ということを今一度おさらい。

  • YammerやSharePointとの連携 - 同じSharePoint使ってるので便利よね

  • Outlook - 不在時のメールへの対応、Teamsへ共有

  • Forms - 作成・編集(Forms)→ 結果(Teams)

  • Planner - タスクの管理
    ↑これらは生産性向上アプリ群とは別に・・・

Power Platform三兄弟登場!

  • Power Automate - 例)新規メンバーが入った場合・・・などをトリガーにワークフローを自動化できますね・・・、なかなかお絵描き下手な私にはこれが苦行w

  • Power Apps - 例)顧客注文データをTeamsへぽいっと送信!あら便利!今まで物販の業界にいないとピンとこないというのがいつも困っちゃうんだな。

  • Power BI - データを可視化して、ダッシュボードにするのはこれしかありませんね。まぁ、作る人の見せ方のセンス重要ですがw

管理者ロールについて

Teamsって奥深いなーって思ったのは、ロール設定が細かい!ってことを改めて知ったというところです。中小企業だと、M365の管理者権限でエイヤーって(言い方古いぞー)、情シスないし総務の人が設定してしまうのがフツーだと思っていましたが。こんなにあるんですね。

この設定自体は、M365の管理者のダッシュボードからするのですが、ここまで細かく設定できるのですねー。

ライセンスの概要

フツーに、M365を導入している企業さんであれば問題ないですー。
でも、E5にするともっといいことあるよーw

初めてTeamsを導入したい企業の方へ

導入するのにどうしたらいいの?いきなり作っていいの?とか、まずこういうことを決めておきましょう!などというお話。
3つのステップがあります。

  • Step1(IT担当者)開始段階
    チームとチャネルの作成
    組織と準備状況の評価(情シスの役割ですなw)

  • Step2(実務者)実験
    ITがシナリオを用意して(あるある!)使ってもらうというシナリオ通りのテスト運用

  • Step3(全員)実現
    サービス開始のスケジュールの公示
    フィードバックもらったり

もっと細かい話ですが、基幹システムとかいろいろ新しいシステムを導入する時とやり方は一緒です。

PowerShellでなんでも裏側の操作ができるとな!

ほんと、英語は話せるが言語が書けない私。「機能追加」や「各機能に対してヘルプ内容を実装していきます」・・・言ってることと書いていることはわかるが、自分でやれと言われたら無理!ということで、ここを参照させてもらう。素敵すぎる。

ガバナンス・セキュリティについて

Teamsのよいところは、外部の人とコラボレーションできたり、色々プロジェクトごとにチームを作れたりするところでもあるのですが、そうこうしているうちに「がばがばガバナンス」になるので、ここは本当に大事なのです。

  • 誰が作るか (IT管理者が作るのが妥当ですが、何を作るかも定義しないとです)

  • 命名規則 (類似品と類似メンバーの乱立注意です。禁止語句の設定も可能)

  • 会議機能の要・不要

  • ゲストアクセスの可否

  • 有効期限の設定

  • ポリシー設定の対象となるグループと内容

  • データ保持期間

  • どのアプリを承認するか

  • 使用レポートの活用(Power BIでできているんだよぉ)

認証の種類

認証については以下の5種類があります。おおむね多要素認証でM365で使っているユーザーさんにはあまり関係ないかもですが、メモを取った内容と最新が少し違うみたいなので、最新はこちらを。

コンプライアンスの実装

ISMSとかの審査員の人に聞かれる項目だったりするのですが、「情報のラベル付け」とか「権限のポリシー設定」とかどうなってますの?っていう。あれです。
アイテム保持ポリシーで設定可能です(誤家庭にはE3まででしょうけれど、会社にはフツーにあるE5でだいじょーぶでーす!w)
誤って機密情報が共有される危険性もありますよね!そんな時にも、DLPポリシーにお任せください!こちらもE5があればだいじょーぶ!w

情報バリアポリシーの作成

管理者が特定の個人やグループ間のコミュニケーションを制限する必要があるときに使うと有効らしい。
誤爆とか情報漏えい防止の観点からも便利そうですね。

アラートポリシーの設定

何らかの事由でセキュリティが侵害された場合や、管理者特権の悪用(怖いですね~~)、監視を必要とする動きが疑われるイベントを表示してくれます。悪い子はすぐ見つかります。

テナント管理者の方はご自分のテナントのこちらへ。

情報ガバナンスについて

  • わかりやすいルール名をつけましょう

  • コンテンツを保持する期間

  • ファイルを保持するの、しないの?

  • 適用する場所は?(特定のチームとかSharePointなど選べる)

コンプライアンスについては管理者の方は、自テナントのこちらからどうぞ。

Skype for Businessから移行する方法

いろんなコミュニケーションツール、Lync~Skypeときて、そのSkype for Businessも廃止されました。(ビデオ収録時点では未来形だったけど)

Teamsに移行する方法のご紹介がありました。

  • 直接アップグレード → 月曜日出社したら、TEAMSでした・・・わぉ!スッキリしますが、大混乱の予感です。

  • 段階的アップグレード → Skype for Businessをどれだけ使いこなしているかによりますが。おおよそ、これになると思います。

この辺に詳しく書いてあります。まぁ、これをお読みになっている意識の高い方々は、もうサポートの終わった製品をお使いにはなっていないとは思いますが(大ブーメラン)

ネットワークの設定と構成

Network Plannerを使用して効率よく帯域幅などを計算しましょう!ということです。トラフィック量を把握して、音声やビデオ、ファイル転送など大規模法人の場合は計測しておいた方がよさげです。

エンドポイントのデプロイと管理

Windows、Mac、Linux、WEB、android、iOSまで対応してますよぉはもちろんのこと、VDIをサポートしているOS(Linuxよね)、Web ブラウザでもいいよー(安定してないけどw)

Windows Virtual Desktopの概要、アプリの管理

まぁまぁ、盛沢山な内容ですが、最後です。
(Azure File Syncを使用してローカルファイル共有からファイルを移行するなど)最適化、活用計画を立てることに使います。(使うんだ、へぇ~~)

今、プライベートプレビューで、アプリのストリーミング機能がリリースされています。メリットはアプリの再パッケージング不要、Windowsディスクから保存可能とのこと。(わかる人に伝われーー)

長々とお読みいただきありがとうございました。
2日目へ続く

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