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自宅療養日記 異国の異国の飲み物

あと自宅療養も二日。
長いようで短かったような気もする。
最初の数日、熱と関節痛がつらくて記憶が曖昧なのもあって、一週間以上自宅にいた気がしない。
ただ、一日中家にいると、体がガチガチにかたくなるので「あずきのちからの肩のやつ」とか「蒸気でアイマスク」を使って緩和しようと頑張った。あと、ストレッチ。

でも、家でどたばた暴れられないので基本は落ち着いて過ごさなきゃならない。
こんなときに届くお見舞いの本はとてもありがたい。

『ノスタルジア喫茶』

ノスタルジーといっても、わたしのノスタルジーではなく、ソビエト連邦の話。
私が生まれる前の話、世界、連邦。
ロシアは寒いからか、生のフルーツを使ったお菓子は少なく、ジャムを使ったお菓子がたくさん紹介されていた。
あと、チーズ。カッテージチーズ。
昔からのお菓子は、クッキーなんかの菓子が多く、チョコはドイツから賠償として生産設備をもらうまではあまり作られていなかったらしい。
あと、へんてこな『レモンコーヒー』なんかは読みものとして良い。
コーヒー豆がはいってきたが、飲み方は一緒にはいってこなかったようだ。

焙煎したコーヒー豆を挽いて、お湯入れて、レモンいれて、上澄みをそっと飲む。
ハーブだのスパイスだのの飲み物の飲み方でそういうのがあった気がする。
異国の文化に触れてちょっと気持ちが明るくなったんだわ。

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