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北東北地区ドラフト候補紹介 第二弾 青森大&富士大編

皆さんこんにちは!たまだーです。第一弾を出してから三か月が経とうとしてます( ;∀;) 実は、12月から忙しいなりにコツコツ考察したり書いてりしていて、1大学ずつ出していこうかなと思っていましたが、まとめて出しちゃえ!と投げやりてきな感じになってしまいました。もう少しで春季リーグが始まりそうなので、こんな選手いるんだ~的な感じで見ていただけると嬉しいです!ちなみに、今回は投手のみになります。ご了承ください。


青森大学


長谷川 稜佑 投手

(足立学園高→青森大)

 最近、長谷川投手ご自身のツイッターでもご自身の投球動画を上げており、なにかと話題の長谷川投手。(僕もよく見ていますm(__)m) 2年生のときからリーグ戦には登板しており、実績もあります。昨秋は、比較的短いイニングの登板が多かったのですが、先発で長いイニングところもみたいなという思いはあります。長谷川投手の魅力は、Max150キロの力強いストレートと、空振り率の高いフォークとスライダーです。

まずはストレート。本当に伸びがエグイ… 今までいろんな投手の動画を見てきましたが、ここまで伸びのあるストレートを投げる投手は本当に稀だと思います。こんなストレートを投げられたら春季リーグが楽しみすぎますね!空振り率などはわかりませんが、ストレートで空振りを奪う場面は多い印象です。特に、ピンチの場面でストレートでか空振りを奪う場面は強く記憶に残っています。このストレートなら、プロでも十分通用しますし、一年目から中継ぎで数字を残せると思います。Max150キロとなっていますが、もっと早く感じますし、球速もupしているのではないかと思います。ストレートの質とスピードの向上により、さらなる進化をした長谷川投手に期待です。


続いてはスライダー。「お化けスライダー」という人がいるほど、エグいスライダーです。ストレート同様、このスライダーでも空振りを奪う場面が多くあり、空振り率が高い印象があります。決め球として有効性の高い変化球ですしカウント球としても使える印象です。また、動画を見る限りでは球速も早くふくらみの小さい変化に感じますので、打者への効果も十分にあるように感じます。 (動画はスライダーからのストレートです)


もう一つの球種として、フォーク(スプリット?)がありますが、わかりやすい動画などは発見できませんでした。フォークに関しては今回は触れないでおきます🙇


続いて、昨シーズンの成績について触れます。

昨シーズンは、7登板で通算21イニング。最長イニングは先発したノースアジア大戦の5イニングであり、前述したとおり昨シーズンはあまり長いイニングは投げていません。チームの方針などもあると思いますが、個人的には先発で長いイニングを投げているところも見てみたいなと思いました。防御率は2.11で、奪三振率12.66と2つともかなり良い成績となっています。特に奪三振率が12を超えており、いかに三振を奪う能力が優れているかがわかります。一方で、四死球率は7.17と高く、こちらは課題となってくるかと思います。しかし、データを見てもわかる通り、奪三振率がかなり高い本当に楽しみな投手であることがわかると思います。今シーズンも応援させていただきます。期待しています!!



三野宮協太 投手

(八戸商高→青森大)

 昨シーズンは、先発に中継ぎとフル回転だった三野宮投手。実はぼくが高校時代から気になっていた投手です。三野宮投手も長谷川投手同様にツイッターに自身の投球動画を上げています。三野宮投手の魅力は、150キロ近いストレートと、多彩な変化球を組み合わせての緩急を駆使したピッチングです。

 まずはストレート。長谷川投手もそうだったのですが本当に伸びがすごいです。球速はMax147~148キロ常時140キロ台中盤から後半を投げます。また、コントロールも良く、しっかりコースに決まる印象ですし、空振りも取れている印象があります。


 続いてカーブ。あのストレートとこのカーブで緩急つけられたらもう手が付けられないのでは?と思います。打者の目線も外せるカウント球にも使えますし、決め球でも十分使えると思います。曲がりも大きく、投げる際に腕が緩まず、ストレートとの腕の振りが同じなのでかなり有効的な球になるのではないでしょうか。(動画はカーブからのストレート) 


 続いて、ツーシーム。映像は相手を座らせてではありませんが、若干ドロップ成分が大きいツーシームに感じます。空振りも取りやすく、こちらの変化球もかなり有効的なのではないでしょうか。


 続いて、ナックル。ナックルを投げるなんて初めて知りました… 0rpmを記録し、さらに113キロと球速が早いナックルです。公式戦で投げるのかはわかりませんが、見てみたいですね! 


 最後に、昨シーズンの成績に触れていきます。

昨シーズンは、6登板で24イニング。先発と中継ぎをこなし、最長イニングは8イニングと先発として長いイニングも投げています防御率は1.85被安打率も.191とどちらの成績も優秀です。奪三振率は8.88とこちらも高い数値を出しており、与四死球率も2.59と低く、昨シーズンは個人成績でもリーグの高い位置にいました。三振も安定的に取れ、与四死球率も低いのでかなり安定感のあるピッチングを披露できたのではないでしょうか。特に、9/26 の岩手大戦では先発として8回11奪三振1失点と好投したのが強く印象に残っています。今シーズンもさらに進化した三野宮投手のご活躍を祈っていますし、期待しています!


 

まずは、青森大学の投手二枚看板の2選手を紹介しました。続いては、富士大学です。昨シーズンはリーグ優勝を果たした富士大学。今回は将来性抜群な投手を紹介します。




富士大学


石井涼 投手

(三浦学苑→富士大)

 身長188㎝と恵まれた体格の石井投手。昨シーズンからデビューし、先発と中継ぎ両方をこなしました。Maxは146キロを計測しており、力強いストレートと変化球を駆使した安定感のある投球を披露した石井投手をご紹介します。


 身長が高く、リリースの位置も高いので角度のある真っすぐを投げますストレート140キロ中盤から後半を計測し、力強さを感じます。変化球はカーブとスライダーを投げますがスライダーの映像しか見つけることができませんでしたm(__)m スライダーも落差があり、決め球には有効と言えると思います。


 次に、投球フォームです。投球フォームは軽く溜めて着地し、投げおろすフォームです。長身で投げおろすタイプの投手ですので、角度のある真っすぐを投げることができます。


 昨シーズンの成績に触れます。

 昨シーズンは5登板で20回と2/3を投げ、デビュー年に好成績を収めました。登板の大半が先発でしたが最長イニングは5イニングとなっています。しかし、昨年の富士大学は、投手陣が分厚く豊富で、継投で勝ち上がったイメージがありますので、長いイニングを投げなかったと思われます。防御率は1.31与四死球率も2.18とともにかなり優秀と言えます。奪三振率は6.97でこちらもまずまずとなっていますが、若干当てられるイメージはあります。西尾さんのツイートの通り、この試合では15個のアウトのうち10個がフライアウトとなっており、奪三振を量産するタイプではないと思われます。しかし、フライアウトを量産しており、ストレートの強さが光っていることもわかります。日本のプロ野球でいうと、昨シーズンにフライアウトの多かった右投手では、西武の増田などがおり、それらの投手に球筋は似ているのかもしれません。

 昨シーズンデビューし、順調な滑り出しをみせた石井投手。今シーズンはどんなピッチングをみせるのかとても楽しみです!応援しています!




 最後までお読みいただきありがとうございました。今回は、三投手をご紹介させていただきました。ほかにも野手で素晴らしい選手がたくさんいますが、機会があったらまたnoteを書こうと思います。あと少しで野球のシーズンが来ます。今シーズンもできるだけ北東北リーグの観戦に行きたいと思いますし、他の大学野球リーグや社会人野球の観戦に行こうと思っています。2021シーズンもよろしくお願いします。

たまだー(@tama7514)















                              


                               





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