イノベーションが生まれる土壌:クライアントから答えを引き出す

武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコースのクリエイティブリーダシップ特論 第11回目

ziba tokyo 代表 平田智彦さんにお話を伺うイノベーションを生み出す土壌についてお話をされている。

講義ノート-----------
ザ・ファースト・ペンギンス 新しい価値を生む方法論 という書籍で
イノベーションを生み出す土壌についてお話をされている。


simple problen  答えがある>品質をいかにあげるか
complex problem
wicked problems 答えがない
答えは何かではなく
正しいといを探すこと
Fixed Mindset 可能だが難しい 持っているもので決まる
growth mindset 
自己変容型
自己判断の枠を持っている。
リサーチのバイアス
ワーク:初めてサウジアラビアに行った、困らない なぜか
赤ちゃんが対象だったら

知的レベル
自己変容型
基本的帰属錯誤
我々は行動の原因の周囲の状況や要因を把握する必要がある。
クリエイション力が上がるような仕組みをしている
二階建て、みんなが環境を変える
上司がクリエータになるとすぐプロジェクトは回る
ポートランドのZIBA
登壇者と同じ入り口で、観客も中に入る。
why Ziba?
イノベーションは
技術だけでなく、組織と戦略が必要、
変化させていくものと続けていくものの2軸が大事
徐々に変化させていくもの

どうありたいかどんな価値を社会にもたらしたいか
自社の強みは何か:文化技術
ブランドキャラクターを作る:
自分を演じれる場所が重要
自分でありながら自分の役割を演じる

ホワイトスペース
肝心なものを描かない
相手に答えを出させる
Q:zibaの活動を通して、変わってきているものについて
変化してきているものなど、
一番変わってきているものはクライアントの業種
・生命保険会社:通販:DXでどう考えるか
今まで、アプローチできていなかった顧客にアプローチしたい:
Q:教育関係も、面白い領域だと思っている。アメリカのzibaの活動と日本との違い、
アメリカはブランドからコンサルティング
日本は環境を大事にしている、答えを出さない;共創する:クライアントから引き出す。
答えを出す:形を作り出すという意味

クライアントのアイディアになったというのが大事
どうやって、想定通りのアイディアをクライアントから引き出すか
デザインナーとしてこだわりがなく、相手のアイディアも見てみたいと思っている。
・クライアントが楽しめること
・自分たちも乗り気になれること
・自分だからできること
心理的安全性が大事
右脳で考えるか左脳で考えるか
Q:アメリカの地銀の改革の例
頭取が元コンサルタントで、イノベーションに乗り気だった。
トップから変わりたいと思わないとだめ
事業部長クラスの合意がなければ、大きなプロジェクトは進まない
デザインコンサルのほとんどの仕事は90%は根回し、雑用
10%がクリエイティブな仕事
10%だからこそ、スピーディーにビジュアルかすることが重要
日本のデザイナーと
ストラテジーコンサルタント
デザインコンサルタントの違い
クリエイションと共に、お金の面をしっかり考えられているかどうか重要
そこが違い。美学だけで、お金を汚いものと扱うならば、アートの分野としてやればいい
ものづくりとデザイン思考の領域の乖離
デザイナーに必要な知識
従来+a
世の中の中で、会社はどの位置づけか
会社の中で、自分の事業部はどの位置づけか
事業部の中で、デザインチームの役割はどこにあるか、
その立ち位置からみて、どういうものを作るべきかを判断する
自分の位置と役割と、強みを意識して考えることが重要
今までのデザイナー教育を変えていく変化の過渡期である。

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