久しぶりに

一人暮らしの私だけれど、ひょんなことから子犬を飼うことになった。明日で彼が生まれて5ヶ月になる。

独り身で毎月のトリミング代を支払うにはちょっと負担が大きいかな、と思い、トリミング出来る時期になってから、セルフトリミングで済ませていたものの、頭の部分がうまく刈れなかったり(というか刈らせてくれない)、背中が段になってしまっていた。

うちのかわい子ちゃんなんだから、はじめに一回はトリミングしてみたら、という家族の勧めもあって、今日は予約していたトリミングサロンでさっぱりしてもらった。

わたしが犬を飼いたいと思った背景には、イギリスにいた時のロータリーでお世話になっていたホストファミリーの存在がある。あのご夫婦なしにイギリス生活はなかったと言っても過言ではないくらい、陰でサポートしてもらっていた。

修論を書く時にも、仕上げの時期にホストファミリーの家に泊めてもらい、その時にご夫婦とともに、愛犬Millyがいつもわたしを見守ってくれて、迎えてくれた。
修論執筆中にくたびれた私は、2階からよく1階のMillyのところに遊びに行って、Millyを撫でていたらホストマザーに笑われたり、肉球を触っていたらホストファザーに面白いことをするものだと笑われたりした。

Millyの優しさに励まされた日々
Millyの誕生日をお孫ちゃんとお祝い

イギリスにいると、犬が家族として自然に生活に溶け込んでいるのを感じて、心が安らぐ機会が多かった。

イギリス人の院生友達のところの犬や猫🐈とも仲良くなったり、カフェに行くと当たり前のように犬も一緒に中で休んでいて、わたしにとっても犬は大切な家族なのだという認識が大学院での生活で高まっていった。

我が家に来た、くーは、明日で5ヶ月になる。
ホストファザーに子犬を飼ったとメールで報告して、まだ返事はないけれど、Millyの存在のおかげだと伝えて、きっと喜んでいてくれているのではと勝手に思っている。天国のホストマザーもきっと微笑んでくれているのではないかと想像したりしている。

周りの院生時代の先輩や同期の人たちはあちこちで活躍していて、私は何をしてるのかな、と思ってしまうことも多々。

くーと世界を飛び回れたらいいなと想像しながら、人に助けてもらっていまの自分がいることを改めて思い出す。

高校時代にNHKの大会の放送のアナウンス部門で県内一位を取って、当時何とも思っていなかったのが、たまに役に立つこともあって、語学も然り。
院生時代の周りと比べて、私は活躍とか何もできてないな、とメンタルがぺちゃんこになりそうな時もあって、みんなどこにでも悩みはあるようで。
もっと地に足をつけた活かし方を考えたいものの、すぐには出来ず、まだまだ相変わらずゆっくりペースで進むのだけど、一歩ずつ進んでいきたい。

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