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ギフト

2月後半、個人的に昨年から張り詰めていたことがひとつ済んだので、その後自分のご褒美に、原田マハさんの「ギフト」を買った。

イギリスでイギリス人の親友に、修論で煮詰まっていたときに勧められたことがきっかけでCornwallのSt.Ivesという地域を訪れたとき、原田マハさんがコーンウォール地方の陶芸家を舞台に本を書いていると友人から紹介されて以来、原田マハさんが気になっていた。

それがきっかけで、たまたま彼女の「ギフト」の文庫本を見つけて買って、読み始めたときは、自分の最近の状況や年齢の近い主人公たちのストーリーに、ほんわかした幸せをかみしめていた。

また、最近になって、長いお付き合いのあった女性の友達からも幸せな話を聞いたりしていたので、尚更ワクワクして、ほんわかした気持ちがギフトを読むたびに増していたけれど、周りも自分もいろんな変化が起こりそうなことが予見されることがわかった今日、気持ちが不安定になり、そんな心境でギフトを読んでみると、内容が全く入って来ず、キラキラした主人公たちに世界の違いや距離を感じてしまう心境の変わりよう。。

一冊の本でも自分の心のパワーのあるなしで感じ方が変わるなと感じるこの頃でした。。


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