リー・クアンユー

韓国にいた時、開発経済学入門の授業でシンガポールのリー・クアンユーの活躍について、東アジアの奇跡やアジア四小竜を含め、Readingでも取り上げられていて、一時期シンガポールのリークアンユー公共政策大学院に憧れていた時期があった。ので気になっていたリークアンユーの特集、すごくはまる。(そういいつつ、韓国にいた時は本当に大変すぎて死んでいたためそんな当時は余裕はなかったけど...)

日本を出ると、韓国、中国の人たちからの日本への歴史観は、日本の当たり前とは全く違い、日本に対する視点を多面的に見せてくれる。
リークアンユーの回顧録の書籍を通した東南アジアの日本への視点(ここでは日本軍メインだけど...)をこのYouTubeでささやかながらでも知ることが出来てよかった。

韓国にいた時は、それが少し苦しくも感じたけれど、日本にいるとわからない矛盾や異なる世界の常識、教育方針は早い時期に知ることができてよかったのだと思う。(と言っても本当にほんの一部だけど...気になることを学ぶことは楽しい。)

イギリスやアメリカによる植民地主義がそれまで存在していた言語や文化の消失を起こしたと同時に、英語圏となることで得られていたメリットも数多くあるはずで。植民地主義はやっぱり大きな世界の視点において大切で、世界を考えるうえで分析軸を自分なりに改めて持っていたいと思う。

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