あたしがせっせと「いい子」の中に自分をねじ込む間、「悪い子」らは脳を軟体にするような面白い曲を作る。それをあたしは食べて、次の瞬間を生きる糧にする。あたしは悪い子になれなくて、またいい子の中に自分をねじ込んで、それでまた悪い子の作ったおいしい曲を食べて生き延びる、その繰り返し。

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