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ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」My初日感想

いままで「ロミオ&ジュリエット」という作品は観たことがなく、今回が初めての観劇。
あらすじは、2021年上演のホームページのストーリーしか読んでない。

1クール目、5/18.19公演を観劇した小関ロミオファンの備忘録です。

前回出演作の「ジャンヌ・ダルク」初日に解禁されたこの舞台出演、フォロワーさんたちが歓喜雀躍していたのをすごく覚えているし、初日が近づくにつれていろいろなインタビューも公開されて、どんどん期待値も上がっていったんだけど、観劇後の第一声は「かっっっっこいぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜」!!!

顔が、とか、歌が、とか、姿が、とか、役が、とか、そんなの関係なしに、とにかくかっこいいかっこいいほんとにかっこいい。

開演17分後に客席から登場する小関ロミオ。

My初日は、登場する通路の2.3列後ろにいたんだけど、なんかもう輝き方がすごかった、、ほんとに森のなかを彷徨ってる感じ。ここだけ見たらロミオがご子息ともモテ男ともわからない。どこか孤独を感じている王子様って感じ。登場したとき拍手が起きたんだけど、拍手はデフォじゃないとのちのち知ってわらった。でも思わず拍手したくなる。そんな佇まいだった。

あと、ふつうにこの小関ロミオのビジュアルがどどどストライクすぎて、ゲネ映像見た後に急遽チケ追加してMy初日を前倒ししたし、土日観劇後は小関ロミオのことしか考えられなくて仕事が手につかないし、罪な男です。ロミオは。


「世界の王」ゲネ映像でチラ見して、え、やばってなったけど、その100倍やばかった。想像以上に踊ってて、ハンサムライブだった(ちがう)

この作品で言うと「エメ」とか王道のミュージカルソングを歌う小関くんが好きなのはもう百も承知なんだけど、歌って踊る系は、TVU以来?
でも、わたしスパマロットのハッシュタグ〜も好きだった。あれだけ観るために通ってた自覚ある。と、話が脱線したけど、わたしがハンサムライブが好きな理由のひとつに、小関くんが歌って踊る姿が好きというのがあるから、今年のハンサムライブの亡霊が無事成仏されました🙏


衣装については過去作からいろいろ言われてるのかもだけど、仮面舞踏会のジュリエットのお洋服かわいーーー!!!!!

5/19観劇の対いろはジュリエットで気づいたけど、ジュリエットと出会ったロミオ、興奮でちょっと息上がってる風の歌い方?気のせい?だけど、お顔の輝きがすごい。

上手側だったから出会ったときの「大丈夫ですか?」のお顔も見えたんだけど、なんかもうそのときから表情ちがう。きらきらにこにこしてる。ほんとに恋しちゃったんだね。かわいい。


二幕の「死」のダンス、役者さんの肉体美にうっとりしちゃう。筋肉のつき方すごい、、あんな美しい上裸を見せていただいてありがとうございますの気持ち。

二幕苦しいけど、一幕より断然好き。

なんか一幕は初々しい若者たちの燃え上がる恋を見せつけられて、親戚のおばちゃんみたいな気持ちで、デュフデュフニヤニヤしちゃう気持ち悪いオタクになっちゃうから。
二幕は、ミュージカルでしか味わえない、悲劇を堪能できる感じ。それもこれも役者さんの歌、演技がすばらしいからなんだろうけど。


あと二幕だと「街に噂が」のロミオパートが好き!!!!
モンタギューの仲間は裏切られた!とロミオに反抗するのに、結婚式を挙げたあとのロミオはまっすぐな愛と未来を信じていて、仲間からかけられる言葉にもリフレーミングして答えているの、すごくロミオって感じする。

あとこの曲の小関くんのリズムの取り方がすごく好き。

ロミジュリって曲の中にフェイクが多いなという印象なんだけど、ふだん小関くんが歌ってるときに楽しくて自然と出るフェイクに慣れてたから、ちゃんと音とタイミングが決まってるフェイクってこんな感じなんだというのと、フェイクがうまいのは変わりないからたくさん聴けてうれしいの気持ち。


他にもここが好き!あそこが好き!というのはあるはずなんだけど、ロミオ出てるところわりとぜんぶ好きで、まだ言語化できない、、漠然とかっこいいとしか、、、


あと、ストーリーはふつうに2回観ただけじゃぜんぜんついていけてない笑
自分の知ってるロミジュリは古い作品という認識で、作品のなかの慣習とか価値観は古くて、でもスマホがふつうに出てきたり写真撮って拡散されたりメールが届かなかったり、そこらへんがチグハグで、そこで頭ごちゃごちゃになってストーリーあんま入ってこなかった笑

さいきんは、原作ありきか、歴史に忠実な作品が続いてたから、オリジナルミュージカル?の耐性がなくなってたな。世界のどこかに、いまと同じ世界線で、ヴェローナという街で生きている人たちがいるんだな、そんなフィクションなんだなと理解するのに精一杯だった。

でも、これも、大人たちの争いに巻き込まれた子供(若者)たちの物語なんだなぁと思うと、現代にも通じるものがあるし「争いはなくならない」という言葉がより重く感じるな。


これを書くまでの間にパンフレットは熟読したけど、まだインタビュー系はぜんぶ見れてないし、他のバージョンも見てみたいし、まだまだ受け取れるものがたくさんある気がする!!!
小関くんが丹精込めて役作りして向き合っているこの作品に、わたしももっともっと向き合いたいなと思う!

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