なんとなく、もう何年も新月の日には便箋に願い事を、書いてきた。誰から教わったかはもう忘れた。十個まで、具体的なこと、というくらいで、難しいルールはなし。おそらく…
自己表現の手段として自分には手紙が一番なじむと思っていた。人と直接会うことが減ってきた今、なおさらその確信を強めている。どんなにメールやラインが便利になっても、…
もう十数年前になるけど、在来種の植物で都会のまちに私たちが幼いころから親しんできた里山の風景を作る会社を友人と立ち上げた。 もっとも私は10年余り関わって、本業だ…
tak-hid
2020年8月17日 13:37
なんとなく、もう何年も新月の日には便箋に願い事を、書いてきた。誰から教わったかはもう忘れた。十個まで、具体的なこと、というくらいで、難しいルールはなし。おそらく専門的には何やってんの?くらいのことだが、この日は月のことを思い、自分の優先順位を考える日にしている。何より手軽だから、長続きしない性格でも続きている。時折、あのころ何を願っていたのかなあと思って、願い事を書いた紙を開いてみようと思うが、
2020年8月5日 00:18
自己表現の手段として自分には手紙が一番なじむと思っていた。人と直接会うことが減ってきた今、なおさらその確信を強めている。どんなにメールやラインが便利になっても、こんなに没頭できる伝達手段ってほかにあるのだろうかと思う。もともと万年筆で文字を書くのが好き。字は癖字でお世辞にも達者ではないが、万年筆は自分の気持ちをリードしてくれて、思いもよらぬ言葉が出てくる。筆の滑り、インクの色、便箋の紙質、封筒
2020年8月4日 00:29
もう十数年前になるけど、在来種の植物で都会のまちに私たちが幼いころから親しんできた里山の風景を作る会社を友人と立ち上げた。もっとも私は10年余り関わって、本業だった商業の仕事とのバランスが取れなくなり、その仕事を離れた。それから数年たって、会社は日本の造園業界にこれまでなかった質の高い緑化によって独自のポジションを確立し、今では街のあちこちでその風景にに出会うことになった。そのころはこんな風にな