音声投稿の音質向上のために
※この記事は拙ブログへの誘導が目的です。ご注意ください。
サウンドノートで喋りや歌を投稿している方が結構いますね。けれど、録音環境や録音技術が今ひとつで、内容以前に残念に思うものが少なくありません。それらは、ちょっとした知識でずっと良くなるのではないかと思っています。ちなみに、先日、私の喋りに対して「いい声ですね」というコメントを頂いたのですが、半分は録音の質のせいでしょう。では、その“ちょっとした知識”というのを紹介します。
まず、機材。PCで録るなら、マイク入力からではなくオーディオインターフェイスを使うべきでしょう。また、下手にマイクをPCにつなぐよりもスマートフォンで録ったほうが聴きやすい音に録れる可能性もあります。TASCAM iM2 や ZOOM iQ6 などの外付けマイクがあるとかなり良い音で録れます。
つぎに、マイクとの距離です。離し過ぎないこと。離しすぎると近づけた場合と比べて録音される声が細くなります。また、本来録りたい声に対し、環境ノイズや反響音が混じる比率が高くなります。かといって近すぎると音が割れるし、「ボフッ」というポップノイズが入ります。ポップノイズが入らないようにするには、声の向かう方向がマイクの中心に重ならないよう、口の位置と向きを調整します。
それから、声量も大事な要素です。マイクの近くで喋れば小さい声でもしっかり拾ってくれますが、ベチャベチャ・ボソボソした声になるので、ある程度は張った声のほうがいいです。ボソボソもいい味になる場合もあるので一概には言えませんが。また、声量がないと相対的にノイズが目立ってしまう問題もあります。大な声を出すというより、張りのある発声を心がけると良いでしょう。
最後に、音声レベル。録音時は、ぎりぎりMAX(最大の声でオーバーしないレベル)よりやや低めに設定し、録音後にノーマライズで目一杯上げてやったほうがいいです。コンプレッサーでレベルのばらつきを無くすと聞きやすく且つ存在感のある声になります。
おまけ。
いちばん大事なのは自分の録音を評価することかもしれません。「とりあえず録音できたけど、音質はこれでいいの?」と疑ってみるのが始まりでしょうか。
詳しい話は、拙ブログがだいぶ参考になるのではないかと思います。
「自宅録音ガイド: 朗読オーレ! 別館」
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