素人在宅音響師のお買い物 2015

まずは以下を見て頂きたい。これは僕が2015年に購入した音響関連の商品のリストだ。

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【マイク】
BEHRINGER XM8500 ¥1,814
MXL 990 ¥10,346
AUDIX OM5 ¥14,904
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小計 ¥27,064

【ヘッドホン】
AKG K271MKII ¥12,938
AKG K77 PERCEPTION ¥4,622
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小計 ¥17,560

【オーディオI/F等の機器】
CLASSIC PRO CAI16U ¥3,758
TOMOCA 小型VUメーター AMU-2SⅡ ¥63,720
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小計 ¥67,478

【スタンド、ネジ、その他小物】
RODE PSA1 Studio Arm ¥9,698
K&M 232B 卓上マイクスタンド ¥2,160
K&M 231/1 卓上マイクスタンド ¥648
K&M 217 変換ネジ ¥216 x 2
ZOOM WSU1 ウィンドジャマー for iQ5他 ¥1,382
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小計 ¥14,320

【ソフトウェア】
AVID Pro Tools 年間サブスクリプション ¥37,800
SONY  Sound Forge Pro Mac 2 ¥7,538
WAVES Platinum ¥64,800
WAVES WLM Plus ¥20,836
WAVES Vocal Rider ¥12,206
PSP TripleMeter ¥3,480
iZotope RX5 Upgrade ¥12,837
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小計 ¥159,497

合計 ¥285,919

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思いきり個人情報を晒したが、怖いのはせいぜい税務署くらいのものだから大丈夫。

買ってよかったのか

一言で言うと「概ね良かった」。実物が思っていたのと違う商品はなかった。とりあえず持っていたいということで買ったものが結構あるので、買ってすぐ使ってみて「ああ、なるほどね」という程度、今後どれくらい使うか分からない商品も多い。そんな中で、フルで活躍しているものもいくつかあるので挙げてみよう。

まず、スタジオモニターヘッドホンAKG K271MKII。いままでモニター用にはSONY MDR-CD900STを使っていたが、K271は性能としては同レベル、好みでいうとK271のほうが合っている感じ。もっとも、モニター用途であれば客観的な音の評価が必要なので好みとか言ってちゃいけないんだけど。AKG K77もなかなか良い。あくまでも「この値段で」であり、外見も価格相当の安っぽさはあるが、音読練習のモニターとして日常的に使っている。

それから、TOMOCAのVUメーター。なつかしい針の動き。鑑賞用途(針の)だけでも充分価値がある。

ソフトウェアは、活躍度ではiZotope RX5が一番か。以前から、声を録音した時の周囲の定常的な雑音やリップノイズを除去するのに使っていた。バージョン5から、上位のアドバンス版でしかなかったDereverb(反響音を除去・軽減する機能)が、スタンダード版でも使えるようになったのが嬉しい。

Pro ToolsはMacの性能不足が理由であまり使いこなしていない。Sound Forge Proは買ったばかりでまだほとんど使っていないが、かなり良さそうだ。各種プラグインもまだ一部しか使っていない。

買いすぎか否か

音響とかDTMに馴染みのない方は「何この値段!?」とか「なぜそんなに必要なの?」とか思うかもしれない。でもね、気がつけばこうなっているんですよ。ソフトウェアなんか多くがディスカウント購入なのに。プロの音響屋さんはこんなもんじゃないと思う。じゃあ、素人の僕はどうなんだ、これくらいは妥当なのかというと、やはり買いすぎじゃないかというレベルだろう。しかし、これは初期投資である。音響の道具というのは、もちろん流行り廃りはあるけれど、けっこう寿命が長いものだ。良いものは何十年も使われたりする。廃れるとすればソフトウェアだろうか。ほとんど使わないうちに新しいバージョンがリリースされ、アップグレードの費用だけが飛んでいくということも多い。

まあ、いまの時点では後悔はまったくない。

来年もこれくらい買うのか

前にも書いたように、今年買ったのは初期投資だ。とりあえず必要なものは概ね揃ったなという実感はある。来年はもう何も買うつもりはない。今のところは。Pro Tools 年間サブスクリプションだけはしようがない。

それよりも、来年はPCを買わなければならない。Pro Toolsがまともに動くやつを。なので、音響機器の出費は無しにします、はい。


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