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止まらないあくびに潜む重篤な危険性

自分の意志ではいかんともしがたく止めがたい「あくび」。皆さん普段も何気なく気がついた時にあくびが出ている、ということは誰にでも経験のあること。

問題のないあくびの原因としては眠気、退屈感を感じた時。

眠い時と退屈な時は、脳への酸素吸入が低下することで脳の働きそのものが低下しているため、大量の酸素を脳に運び、低下している脳の働きを活発にするためにあくびが出ます。また、ストレスがある時や緊張している時、すなわち交感神経が優位になっている時には交感神経の緊張をほぐそうと副交感神経が働き、自律神経のバランス調整を目的としたあくびが出る。これも異常ではない。いずれの場合も時ゆっくりと深呼吸して、体や脳への酸素、血行を促し、必要があれば睡眠を取ることで解決する。日中であれば30分以下の昼寝や休憩を取ることでほぼ解消されるでしょう。

ここまではいいんです。

でもね、もしもこれらに全く該当しないのにあくびが止まらないとしたら・・ひょっとしたら重篤な体の異変を訴えるサインである可能性もあります。糖尿病、偏頭痛、貧血、脳梗塞、低酸素血症、狭心症、自律神経失調症などが潜んでいることがあるのです。そこで今回はなぜ、このような病気とあくびが繋がっているのか、そして漢方での対策が可能なのか、について書いておきました。

物凄く日常的な「あくび」に潜む病気のサインを見逃さないようにしていただきたいと思います!

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