プロジェクトの振り返りを始めるために読んだ本・記事

KPTいいけど、トラブルを人のせいにせずに、現象と責任を分解を適切に行い、能力の不足を開示し受け入れるのは組織やチームが心理安全を担保している必要がある。

心理安全が担保されていない会社で、振り返りから学習を行うにはどのようなフレームワークが有効か。

学び

振り返りで重要なのは、適切に思い出すこと。どのようなことがあったのかを客観的に全員で理解する。
KPTはある程度チームの見通しが利いていて、スプリント運用でこまめに振り返りをする場合に有効だが、その前提以外だと難しい。

また、思い出しと共有を行わずにKPTを行うと、「非常に印象に強い良かった点、問題点」ばかりがKeep, Problemに挙がるようになり、本来であれば伸ばすべき、改善すべききっかけとなる出来事をスルーしてしまうことも起こりやすくなります。

https://qiita.com/viva_tweet_x/items/bab769c190508c4808be

KPTではなく、YWT(やったこと・わかったこと・次にやること

難点としては、期間が長いプロジェクトでやると、やったことが膨大になりすぎる。
でも自分が何をやったか? を全員がシェアするのは大事。
やった → でもダメったことがわかった → 原因を考えるってステップはよさそう。

マインドセットの切り替え

最終的に心理安全を担保しないといけないが、文化を変えるのはとても大変。最終的に、失敗を恐れず・学習する仕組みが何よりも価値がある(資産になる・利益になる)こと示す小さな積み上げが必要。

インフラ系と同じで、0→+ じゃなくて −→0 なので、あって当たり前的な話になりがち。マイナスが続くデメリットとかを損失として提示する。

デッドロック
人が辞めやすい。仕組みが属人化している。チームワークが成立していない。っていう組織は、基本的な話として導入が難しい。
学習しないことで続くデメリットを損切りした上での仕組みがあったり、学習コストの方が、デメリットより負荷になっている組織はよく見る。

https://note.com/imns/n/nb64cbff19872



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