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地味な練習と応用的な練習はどちらも大切

こんにちは。
サッカーフットサルトレーナーの梅田です。

サッカーの練習は、その目的に応じて階層的に分かれると思います。
試合により近い形の練習、複雑な練習、相手ありの練習、相手なしの練習、シンプルな練習など(順不同)

動きを作るトレーニング(ジュニア期のフィジカルトレーニング)も同じで、
実際の試合の動きに近い応用的な動きのトレーニング、部分を切り取ったトレーニング、シンプルなトレーニングなどあります。

シンプルなトレーニングは「地味なトレーニング」とも言い換えることができると思います。

これらはどちらが大事かというと、
どちらかということはできません。

どちらも大切です。

それぞれに目的があり、
その目的を達成させるためには大事な取り組みになります。

しかし、選手を見ていると、
応用的なものは好きだけど、地味なトレーニングを好まない選手は多くいたりします。

地味なトレーニングは、選手の土台を形成する内容であることが多いと見受けられます。
(選手の能力を三角形で表すと、下の方の部分に位置します。)

土台が大きくないと能力を縦に伸ばしていくことは難しくなっていきます。
イラストで示すとこのような感じです。


では、実際にシンプルなトレーニングとはどういったところの練習でしょうか?

わかりやすいところでいうとウォーミングアップなどがその部分に当たります。

練習時間内にウォーミングアップがあるのであれば、
それはもう練習の一環です。

指導者は効果的なものをチョイスしますので、
ウォーミングアップには選手の体を刺激して意味のあるものを選択しています

また練習の最初に行われるパスコンなども地味な練習にあたります。

こういった地味な部分を大切にすることは
その後の選手の能力を(ジワジワと)高めていくのに大切と考えます。

特に長く活躍し続ける選手はこういった部分を大切にしている印象があります。



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