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muracoって?

みなさんこんにちは、muracoの村上です。

muracoというアウトドアブランドを立ち上げて5年目に入り、noteを初めました。2回目の記事で何を書こうかと思い考えたところ「そもそもmuraco知らないし。」という方が大多数だと思うので、まずmuracoってなんなの?のところを書かないと、と思いました。

で、muracoってなんですか?

僕の会社(株式会社シンワ)は、小さな金属加工の工場で、muracoはこの会社の新規事業として2016年にスタートしたアウトドアブランドの名前です。ブラック(モノトーン)をブランドのキーカラーとしています。是非webサイトを見てください。ちなみに僕の会社では基幹事業の製造事業部と、muraco事業部の2事業を展開しています。

outdoor guild muraco ( www.muracodesigns.com )

アウトドア業界ではしばらく新しいブランドが生まれてこない時代が続いてきました。ここ5、6年はアウトドア熱の高まりで、様々なガレージブランドや他業種からの参入が相次いでいますが、コールマンさんや、スノーピークさんの様な、アウトドアの総合ブランドを目指した事業展開をする会社はなかなか生まれてきていないのが現状です。我々muracoは(将来的に)アウトドアアクティビティを楽しもうとした時にmuracoの製品だけでその目的を達成できる様な、横断的な商品展開を行っていきます。そして総合ブランドを目指した事業計画を持っています。

"outdoor guild muraco" キャッチコピーに込めた思い。

muracoの製品は、モノトーンを基調としたカラー展開を行う世界唯一のアウトドアギアブランドです。また自社の製造部との連携で生み出される、自社デザイン・自社生産の製品群が特にユーザー様にご評価いただいていると認識しています。もちろん全てのプロダクトを自社生産しているわけではありません。現在、日本国内、中国、韓国など取引関係のある拠点は最大で30社ほどになりました。

我々は自社の技術だけでは、商品を生み出せない事を理解しています。僕の会社は父が創業した進和製作所の起業から50年近く経った今でも、金属の切削加工しかできません。それでも様々な強みを持った協力工場の技術、ネットワーク、ノウハウをお借りしながら、製品を設計し、生産しています。

それらのプロフェッショナル達を我々は"guild"と呼んでいます。guildに関しては公式Webサイトでも特集していきます。是非こちらも見てください。

日本の三脚史の背景に、大和精工のものづくり

muraco(ムラコ)は小さな金属加工の工場から生まれました。0.01mmの誤差が品質を左右する世界で磨かれた、クラフトマンシップ溢れる確かな技術。ものづくりにおける同じ価値観や高い能力・志を持ったプロフェッショナルが、組織の枠を超えて結集し生み出すプロダクト。既成の概念にとらわれず、様々なカルチャーからインスパイアされた新感覚のスタイルを提案していきます。アウトドアを楽しむ全ての人へ、新しい選択を。 OUTDOOR GUILD MURACO.

↑これはmuracoのボディーコピーです。

主力商品

muracoはテント、タープを軸に、自社製品の焚火台、ペグハンマー、タープ用ポールのシリーズが主力です。その中でもテントはmuracoの売上構成の中で約60%を超えています。(ここだけの話、利益率も割と良いです。一番良いのは・・・って言えません)

販売チャネル

現在、muracoの製品をお取り扱いいただいている販売店様は北海道から鹿児島まで約50店舗ございます。今秋更に10店舗程の展開先が増える予定です。また直販チャネルとして、先程見ていただいた(え!?まだみてない!?)公式Webサイト上のeコマース。工場併設の直営店「FACTORY BRANCH」があります。ちなみに「FACTORY BRANCH」は2022年に「RIVERSIDE BRANCH」に名称変更し、移転を予定しています。

と、ざっとmuracoのご紹介でした。こうして書いていると、詳しく書きたいことがたくさん出てきますね。これから以下の様なタイトル(仮)の記事を書いていきたいと思っています。是非読んでほしいです。


「事業継承からmuraco立上げまで」

「製造業のこれから」

「なぜブランドのキーカラーがブラックなのか」

「muracoプロダクトのデザインポリシー」

「Webリニューアルに込めた思い」

「muracoのこれからの事業展開」

「GUILDの本当の価値を社会に伝達するために」

「Made in Japanの呪縛」

「モノの提供からコトの提供へ」

「商品リコールと企業の社会的責任」


まだまだ出てきそうです。

ではまた。

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