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シャッター音。 Nikon F4。

こんにちは。muracoの村上です。

「いつやるの?今でしょ!」の林修先生が、数ある著書の中で、最も売れなかった本のタイトルが、「すし、うなぎ、てんぷら」で、その事から自分の好きな事と世間から求められている事は一致しないよ、という話をしていて非常に納得しているのですが、そもそも僕のnoteを読んでいただいている、数少ない奇特な皆様からしてみれば、特段何を書いても許していただけると思い、今回は僕の好きな事について書いてみます。短めに。すいません。

前段が長い!

シャッター音 / Nikon F4。

僕はカメラがすごく好きで、何が好きかってそれはシャッター音な訳です。もちろんmuracoの商品撮影ではデジタルカメラを使用しているのですが、まだミラーレスへの移行をしていない関係で、ギリギリ良いシャッター音が聞けます。でも仕事では連写はしないですし、ほとんどテザー撮影なので、その感動とは程遠い状態です。

ちなみにカメラはNikon4機、Pentax2機、FUJIFILM1機、YASHICA1機と全部で8機愛用しています。全部僕と長女が愛用しています。その中でも「僕的最高シャッター音」はフィルムカメラの「Nikon F4」です。

馴れ初めはというと、少し前にフィルムカメラにハマり、近所のカメラのキタムラでたまたま発見した中古の機械式シャッターの「F3」を購入しました。

(近所のカメラのキタムラで購入したF3)

「F3」はスナップ写真をメインで撮影していましたが、晴天時の外での撮影でシャッタースピードを稼ぎたくて、「F4」を44歳の誕生日に新宿の「北村写真機店」で購入しました。

地元の「カメラのキタムラ」ではなく新宿の「北村写真機店」へ行ってわざわざ購入したかったのは、店舗デザインがトネリコさんで、ロゴを6Dの木住野彰悟さんがやられていて、生で見たかったのが大きな理由です。

そしてその「F4」のシャッター音。最高です。うるさいです。iphoneの内蔵カメラでも近い音を選べますが、やっぱり実際にモーターが駆動して、その振動が手に伝わりながら聞く生の音は、まさしく楽器のようで、本当に好きです。


(こちらが新宿の北村写真機店で購入したF4)

ちなみに先に購入した「F3」も「F4」も当時最高峰の工業デザイナーのジョルジット・ジウジアーロのデザインです。ジウジアーロは、FIAT「PANDA」、フォルクスワーゲン「GOLF」、をはじめとした名作をデザインした事で非常に有名で、「F3」のグリップにある赤いラインがこの後のニコンのカメラの赤いアクセントに繋がっています。

「F4」は当時最先端の、エンジニアリングプラスチックをボディーに採用して一部のユーザーから不評を浴びたというあたりも、我々muracoが黒いテントを発表して、不評を浴びたのとなんとなく親和性があって好きです。一緒にしてすいません。

ちなみに機械式シャッターのF3のシャッター音もそれはそれで超絶好きです。


ちょっとだけF4の作例です。FilmはIlfordのXP2 SUPER ISO400です。


ということで、回を重ねる事に、「スキ!」が減っていく僕のnoteですが、これからも頑張ります!

お目汚しを。

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