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2021年を振り返って

 大学二年生として、2021年、やっと大学生らしい生活を過ごした。新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた2020年2月頃から2020年が終わるまでは、全くといっていいほど大学生感のない生活を過ごした。というか、もはや自分は何者なのだろうかという生活だった。2020年の夏なんて、授業の課題、バイト、10キロ走、教習所のローテーションでこの文字だけ見たら、誰も大学でサッカー部に所属している男子大学生の日常だなんて思わないだろう。そんな日常が改善されていったのが2021年だ。そして、今回のブログでは、2021年を県リーグが始まる前、県リーグ中、県リーグが終わって現在までの3つに分けて振り返ろうと思う。


 県リーグが始まる前、私はサッカーをするのが苦痛だった。というのも、自分のサッカーがまるで大学サッカーに通用しなかったからだ。練習や練習試合では、毎回ボコボコで、何度仲間に「ごめん!」と言ったことだろう。サッカーはミスのスポーツだ。しかし、ミスをし続けるのはかなりつらい。そんな中で新入生が入部してきて、県リーグが始まろうとし、「試合にどう関われるのだろう。試合、でたいな」と悩んでいた。

 県リーグが始まり、前期はチームとしても個人としても、とても苦しかった。試合には引き分けだった駿河台大学戦の15分ほどしか出られなかった。しかし、自分のサッカーの成長は感じていた。紅白戦では、基本セカンドのチームで出ていたが、トップといい試合をしたり、逆に勝ったりして、「トップを食ってやろう!」というモチベーションで活気のあるサッカーができていた。自信もある程度戻ってきていた。後期では、チーム状況などもあり、ベンチ入りすることが多く、ベンチメンバーが少ないのにベンチ入りしていたりして、確実に主将からの信頼が増したことを感じた。多分、最初の頃の自分ならそのし合いの時の状態でもベンチ入りできていなかったと思う。そして、勝利することができた駿河台大学戦はフル出場でチームに貢献できた。このチームに入って初めての事だったのでとてもうれしかった。

 県リーグが終わり、代が変わった。私はなんと副主将になった。最初は、「副主将なれたらいいな」くらいだったが、周りのみんなに推される事が多く、自信をもって立候補することができた。副部長として過ごしてみて、いろいろな課題が見つかった。サッカーのこともそうだが、サッカー以外でもっと成長しなければいけないと感じる機会が多くなった。ひとつあげるのならば、円でみんなの前で話す時の伝え方だ。大勢の前で話すことは教師になったら必ず必要になってくるスキルだ。だから、自分の気持ちを全員にうまく伝えられるようになりたいと思う。


 年が明けたら、彩の国が控えている。彩の国が終わったら、リーグ戦だ。年が明けたら問答無用で予定が駆け込んでくる。その予定を一つ一つ丁寧に乗り越え、最後に笑って終わることのできる1年に2022年はしたいと思う。1年間お疲れ様でした。

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