1年前は、夢を語ってた。

3日ほど前に、友人が愛媛に戻ってきた。

出会ってちょうど1年くらいになる。

初めて会った日のことは今でも忘れないけど、たまたま帰る時間と方向が同じで、原付置いてるところで数分話した。

「来年は休学するんだ。」

目的は違っていたけど、まさかの休学という共通点が僕らにはあった。

まさかのアパートが横で、その日はそのまま帰って話そうという流れになった。

近くのコンビニで安い缶ビールを買って、段ボール箱を机代わりに2人で一晩語った。

こんなことがしたくて休学をするんだ。あんなこともしてみたい。

今までにはこんなことをしてきた。

自分たちの人生について、またこれからの夢について語った。


そこから1年、まさか彼と一緒に働くようになっているとは。

けど、なんとなく心のどこかで、いつか一緒に働いてみたいという気持ちはあったし、本当にいつか現実になるんじゃないかという気はしていた。

まさかこんなにすぐに現実になるとは思っていなかったけど。


1年前はお互いの夢について語っていたけど、今は同じ志を語っている。

同じ方向を目指し、社会問題を解決すべく毎日必死に挑戦している。

なんて最高なことなんだろうか。

働きたと思う人たちと働けて、互いに成長しあえる環境。

これほど恵まれた環境はないと思う。

こんな環境を無駄にするわけにはいかない。

1年前には想像できなかった現実が、今ここにある。

また1年後はどうなっているんだろうか。

未来を楽しみに、今を全力で走る。

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