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女帝の野望

家車の車検が済んだので引き取りに。預かった封筒を開けたら現金が入ってない。思わぬ罠にハマってさあ大変。冷汗かいて二往復して先ほど無事に引き取った。スズキ自動車さんご迷惑をおかけしました。。

天才的な政局感を持ちながら、政策や実務能力はゼロの小池百合子氏。父親の選挙でこさえた借金のカタにされそうになった所をカイロに逃がされた19歳の少女はやがて、世界有数の経済規模を誇る東京都の知事になった。しかしまだ満足はしていない。彼女の最終目標は日本のトップだ。

300万以上の票を取れるのだから、小選挙区などほぼどこでも勝てるだろう。ボロボロの自民党腰巾着番長の萩生田光一衆院議員を上手く使い、次期総裁選には食い込める算段をつけているかも知れない。その頃には小池氏
は70代半ばだ。激務で痛みきった体ではこれがラストチャンスになると考えるのが自然だ。

半径1mの事しか見えない岸田文雄総理大臣は、とにかく延命だけを狙う死に体だし、いわゆる政治資金パーティーの裏金問題で追い詰められ、保身のために派閥をほぼ解消すると言う前代未聞の意味不明な対応に出る。いくら日本に様々な危機を巻き起こしても無関心だが、ひとたび自分の間合いに手が伸びると一変し、うろたえて信じられない挙に出る。しかし、自分が生き残るためには頭が切れるようで、現在岸田おろしの雰囲気も、強力な対抗馬もいない状況を作り上げてしまった。

問題はその土偶面の総理がいつ解散を打つかだ。
普通に考えたら、今通常国会会期末で解散など打てば、自民はボロ負けし、自公連立でも過半数を割りかねない。そうなれば当然総理の責任で自民党内部から突き上げを食らう。
元財務官僚で数量政策学者の高橋洋一氏は、国会を延期して夏を乗り切り、そのまま総裁選になだれ込む気ではないかと推察する。

仮に、小池氏が都知事三期目に突入したとしても、何処かのタイミングで必ず国政を目指して小選挙区に立つだろう。何度か憂き目には遭っても、政治家としてここまで生き残り、未だ人気がある。
「小池さんは男の中で頑張っている。私は応援する」
そう思っている有権者も少なからずいるだろう。そもそも政治、行政に無関心な都民は選挙にすらいかない。
小池氏初当選の2016年が59.73%で、2022年は55%だ。戦後で唯一70%を超えたのは昭和46年4月の72.36%のみだ。
平均すれば5割程度だろう。
先月の東京15区補選もあれだけ話題になったにも関わらず40.7%という体たらくだ。よく晴れたGW2日目だったし、下手をすれば補選があったことさえ知らない人もいただろう。
結局固定票を持つ政党が勝つ事になる。

2024年6月1日時点で、小池氏は正式に出馬を表明していない。
最後の真打ちとばかりにギリギリで出馬するのは彼女の戦略だろうし、いつものゲン担ぎの意味もある。
国政への道が塞がっているから、出馬しないとは考えられないが、
カイロ大学卒と書けば小島氏に刑事告訴されるし、書かなければこれまでが嘘だったと認めることになる。

「前門の虎後門の狼」の状態をどうやって切り抜けるのか、隣県から注視したい。

最後に蔣介石の言葉を書き記しておく。


「権力は虎だ。またがっているうちは怖いものなしだが、一度虎から落ちてしまえばたちまち虎に喰われてしまう」


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