(内部向け)「新拓都」の予備研究会はどのような場所か

はじめに

 こんにちは。仮想世界創作同人サークル「新拓都」会長の宇橋別です。このサークルが活動開始してしばらく経ちましたが、それぞれの部局がどのような役割を果たしているのか、今一度確認すべき時期に来ているような気がします。そこで、まずは一番活発に動いている予備研究会の位置付けを考えてみます。

サークルを知らない方へ

 この記事はどちらかというとサークル内部向けですので、ここでは当サークルを知らない方向けに、組織の全体像をご紹介したいと思います。メンバーの方は読み飛ばして頂いて構いません。

 まず、我々は「限りなくリアルな仮想世界」を「創作(観測)」することを目指して活動しております。その活動の中で、大きく3つの部門をつくって役割分担をしています。①研究局②業務局③事務局の3つです。①研究局は、様々な知見を調査、考察し、設定を形作る部門です。②業務局は、研究局で考えられた設定を、データや書籍、地図等、実体を伴うものに作り上げ、広く公開する部門です。③事務局は、活動全体を補助し、各部門とサークル全体が円滑に活動できるよう取り組みを行う部門です。この、①しらべる、②つくる、③たすける、という三本柱により、当サークルは動いています。

 今回取り上げる予備研究会は、①研究局の一部であり、設定をつくっていくにあたって、その土台ないし大前提となる各種設定をつくる役割を持つものとして創設されました。なお、その大前提を踏まえて設定をつくるのは、専門分科会という組織です。(これも①研究局に含まれます。)

予備研究会で何が行われているか

 現状として、予備研究会で何が行われているかを見ていくと、本記事の答えが自ずと見えてきます。以下、このようにまとめられると思います。

1.問いを探る:ある問いから潜在的な多くの問いを浮かび上がらせる。
2.問いへの解決の方向性を探る:ある問いに対して、どうしたら解決できるかという道筋を浮かび上がらせる。
3.問いの前提を形作る:様々な問いと答えの前提となる設定をつくる。

 私が当初想定していた役割は3.になりますが、実は1.と2.もかなり大事な役割であることに気付きました。

 これを踏まえて、「予備研究会はどのような場所か」への答えを再構成します。

結論:予備研究会はどのような場所か

 まず、設定創作作業(=観測作業)のプロセスはこのようなものだと考えられます。

Aが分からない→Bという解決策がありそう→解決策Bを達成するために問題Cを考えなければならない→Dという解決策がありそう→・・・

このプロセスを開始する場所が、予備研究会だと言えます。そして、運営上の注意点として以下のことが言えます。

・この過程で、具体的な問題や特定のジャンルに絞って考えるべき問題が出てくれば、その都度専門分科会を創設するべき。
・他方、色々な問題の土台となる(言い換えれば、それが無いとほとんどの問題が解決できない)事柄は予備研究会で解決しきることを目指すべき。

予備研究会は、このような位置付けができます。

最後に

 こういう風にぼちぼち考えていくので、皆さんにおかれましては「ほ~ん」と思いつつ、気軽に色々考えたり言ったりして頂ければと思います。で、いちいちこういう事を考えていたら創作はあんまり楽しくないので、普段は組織の役割とかあまり考えなくても大丈夫です。私が調整しますので。重要なのは、皆さんの自由で活発な参加だと思いますので、それを第一に考えて頂ければな、という感じです。ではまた~。

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