両方の視点が持てる今☆

いつもありがとうございます。

保健室の先生から「来週、保健委員会の子たちに仕事中のおすすめのリラックス法をインタビューに行かせるからよろしくね~。」と言われ、「大喜利ですね!学校で一番面白い回答をします!」と言った割に1ミリも面白い回答が思い浮かばないまま1週間を過ごした、学校事務職員のタクトです。

#明日が来るのが怖い

今回は、今の時期に学校で働けるの面白い!っていう話と、娘に感心した話です。が、長いので前編と後編に分けて書きまーす。

どっち側からも見られるのは貴重。


放課後の出来事です。

4年生の学級担任の先生から、「〇〇さん(クラスの児童)が家の鍵を忘れちゃって、家に帰れないので教室で待たせます。保護者の方に電話したんですけど、出られなかったので、折り返しかかってくるかもです。私は教室で対応してるので、電話かかってきたらタクトさん、よろしくお願いします!すみません!」と連絡がありました。


本題と関係ないけど、電話かけて繋がらなかった場合に、折り返し電話くる可能性を考えて、職員室(で対応する職員)に情報共有するの本当に大切だと思ってます。ちょっとしたこと(だし、小さな手間)だけど、そういうところをきちんと配慮できる方は、優しい仕事の仕方をしてるなぁと思います。(電話受ける職員も助かるし、何より電話してきた保護者も助かるのが想像できてる、相手の立場に立ててる証拠だと思うので。)


そんなこんなで、その先生と、「いやー、そーゆーこともあるんですねー。しょうがないけど、担任は大変ですねー。」とか話をして、別れました。


その先生が立ち去って2分後。事件は起きました。


(学校の電話)プルルルル・・。


僕「こんにちは!〇〇小学校の事務の村松です!」


「こんにちは。△△小学校の4年2組、あいか(娘)さんの担任の〇〇です。あいかさんが家の鍵を忘れてしまって帰れないので学校で留め置いてます。」



・・・・ん?



4年生担任?鍵忘れ?家帰れない?・・・あれ?・・・デジャブ??


いやいや、ウチもじゃん!


2分前に他人事のように担任の先生に「大変ですよねー。」とか言ってたけど、うちも大変にさせてる家の一つじゃん!


先生、ホントすみませんでした・・・!


ちなみに娘の担任の先生曰く「奥様にも先に電話したのですが、忙しいから旦那様へ連絡をとのことだったので・・・。」とのこと。(実際、6年の担任をしている関係で、進学先中学校への引率があったので動けなかったみたい。)

これ、もうおれ、行くしかないパターンだ。

いや、それより何より、数分前に「鍵無し児童の対応をしている先生の姿を見てしまった手前、すぐにでも行ってあげないと、(娘でなく)先生に申し訳ない気持ちに。

もはや、娘のためなどではなく、娘の担任の先生、そして本校の担任の先生のためにも早く行く姿勢を見せねばという衝動にかられ、校長先生に事情を説明して有休のお願いを。(快く「それは大変、すぐ行ってらっしゃい!」と送り出してくださいました。)


娘の迎えに向かう中で今回のことを思い返して、感じたことが一つ。

自分が学校事務職員をやっている中で、小学生の親でもある今って、こういう学校での出来事のいちいちを、外側(保護者からの目線)からと、内側(学校からの目線)から、それぞれの立場で考えたり見たりできるのは、面白いし、貴重な機会なんだということです。

保護者と学校、両方の立場でいられる今の時期を大切にして、学校事務職員の仕事に活かせるようたくさんの気づきを吸収したいなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

未来を創るのは今の子どもたち。

明るく楽しい未来のために、明るく楽しい学校を創る。

明るく楽しい学校の未来を拓く人になる、学校事務職員、村松拓人。


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