見出し画像

マーケティングトレース② 〜コーチャンフォー〜


こんにちは!


私の住んでいる北海道は雪溶けが進んできて春が来るのももう少し!というところです😊


今日はマーケティング第2弾ということで北海道ではお馴染み?笑の大型複合店「コーチャンフォー」の企業分析をしていきたいと思います


〜コーチャンフォーとは〜
・北海道釧路市に本社を構える「株式会社リラィアブル」が運営する書籍やCD・DVDをメインとした大型複合店
・現在北海道に6店舗、東京都に1店舗展開している

本社が北海道にあるということで北海道を中心とした事業展開となっているため道外の方達には馴染みのないお店かもしれませんが札幌の人では知らない人はいない非常に有名なお店です


私自身も店舗が近くにあるので小さい頃からよく通っておりどのような経営をしているのか気になったので今回分析してみることにしました



今回は3C分析STP分析を使って分析を行いました



まずは3C分析から

〜顧客〜
・顧客へのコーチャンフォーのイメージとしては本・CD・DVDのイメージが定着している
・書店には本を買うという目的を持って行くことが多い
・本を読むだけならサブスクの電子書籍などが普及しておりそっちの方が安く手軽に読むことができる
〜自社〜
・各店舗にミスタードーナツと成城石井が入っている
・メインの書籍やCDなど以外に雑貨などを置いている
・郊外に店舗を構えており家族が来やすい立地となっている
〜競合〜
・蔦谷書店は本ではなくその空間目当てに来ている客が多い(カフェ・レストランなど様々な選択肢)
・大きな書店(紀伊国屋書店や丸善など)は都市部に店舗を構えている割合が多い
・スマホでは音楽や書籍のサブスク化が進んでいて安く手軽にそれらを手に入れることが出来る

これらのことからコーチャンフォーの特徴として「郊外に大きく店舗を構えている」ことや「ミスタードーナツや成城石井といった全国的に人気の店と連携している」といった強みがあることが分かりました



続いてSTP分析です


STP分析では3C分析で出た強みからどのようにセグメントとターゲティングをしているのかを分析しました

・郊外に店舗を構えている→家族が来やすい店づくり
         ↓具体的に?
・雑貨はギフト向けのものが多い他、部屋に置けるお洒落な雑貨なども多く置いている
・成城石井は北海道には少なく成城石井でしか買えない商品も多いため主婦が食材探しに来る
・ミスタードーナツも併設しているため子どもを連れてきやすい
 
           ↓

成城石井やミスタードーナツが集客を引っ張っており主に主婦層狙いとしたターゲティングを行なっている

メインを書籍以外に置いている形態として蔦谷書店が上げられるが蔦谷書店はお洒落な空間を求めた若者や雰囲気の良いところで仕事をするビジネスマンなどが中心となっているため主婦層を狙ったコーチャンフォーは競合との差別化ができている


まとめるとコーチャンフォーは書籍やCD・DVDからアプローチをするのではなく併設しているお店から集客をすることを戦略としています


主婦層を狙った書籍店などは少ないため他の店舗との差別化ができており、本やCDなどを売ることを最初から目的としているわけではないのでアプリでのサブスクをメインとしている顧客も店舗に足を運びやすい形となっていることが分かります



最後に「もし自分がCMOだったら」を考えます


自分はよくコーチャンフォーを利用するので一顧客としたの視点も交えて次のことを考えました

・スマホ決済があまり普及していない→サブスク世代はスマホ決済を利用している人が多いためスマホ決済を積極的に導入した方が購買意欲が促進される
・SNSを使った広告をほとんど行っていないので主婦層がよく使うLINEやFacebookを中心にSNSアカウントを活用し集客に繋げる
・アイドルのイベントなどが定期的に開催されているがそれだけでなく子ども向けのイベントも開催した方が主婦層にコーチャンフォーのことをよく知ってもらえる

といった改善点を考えました



いかがでしたでしょうか?


今回は自分の馴染みのある店の分析ということで顧客視点の分析も出来たことが良かったと思います


コーチャンフォーは書籍の品揃えが素晴らしく、「マーケティングトレース」の本もコーチャンフォーで買いました✌️


これからも書籍やCDなどのサブスク化に負けないで地域の方に愛される店として残っていって欲しいと思います


以上、今回は「コーチャンフォー」の企業分析でした!


コーチャンフォー最高!!

これからもずっと通います!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?