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【GGST ソル】キャラ対策 第六回 イノ

 どーも、会社でタイムカードを切ろうとしたら、今日は有休扱いになっているからダメだと総務のババアに怒られたたくさんです。「今オレは何に対して謝っているんだろう?」と深い哲学の扉を開きかけた今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 さて、今日は久しぶりにキャラ対策についての記事を書こうと思います。実はキャラ対策はちょっとネタ切れというか、そんなに自信のある組み合わせばかりでも無いので、当初は数キャラのワンポイント対策を集めて一つの記事にしようとしていました。

 が、最初に書いたイノの対策だけでけっこう長くなってしまったので、結局分割する結果に。もう少し要約して書けるようになりたいですね。

 そんな対イノですが、キャラ相性的には全然イケる方だと思います。しかし、ホバーダッシュなど独特の動きを持つイノに対しては専用の知識が必要になってきますし、負ける時は一方的にやられることも少なくありません。注意すべき点を出来るだけ分かりやすくまとめてみたいと思いますので、どうかお付き合いいただければ幸いです。

※Ver1.21時点での内容になります。

1.全体方針

 イノはホバーダッシュからの崩しが強力ですが、安易に攻めに行っても大木をさする手(以下大木)で潜られたり、ケミカル愛情(以下ケミカル)で転ばされたり、または置き技をくらったり、とかみ合わない思いをすることが多いです。

 かと言って離れていても抗鬱音階(以下音符)で相手に攻めるきっかけを与えるだけですので、直接起き攻めにつながる「足払い、6HS、大木」などはくらわないようにしながら、何とか至近距離まで近づくことを目的にしていきます。

あまりじっくりとしてはいられない組み合わせです

 イノ側はイノ側で、防御係数と根性値が低い軽量級ということもあり、接近してくるソルに対しては心穏やかではいられないでしょうから、行動を絞って相手のペースに持ち込まれないようにしていきたいですね。

2.置き技に注意

 まず、イノの注意すべき通常技をまとめてみました↓

通常技の性能自体は優秀なものが多いです

 なんだか私はずっとイノに対して「置き技が強い」イメージを持っていたんですが、それは

① 技の判定が強いものが多い
(HS系や遠Sはギター部分にやられ判定が無い
② 技の持続が長く差し返しにくい
(遠Sや2HS、6HSの2段目は持続が8F

という技性能だけが理由なのではなく、

普通のダッシュが無いため、自分から地上技を当てに行けない

からそういうイメージを持ちやすいのかなと思いました。

 ですので、通常技同士がかち合って負けている時は、たまたまではなくこちらの動きが読まれて技を置かれていると考えるべきなのでしょう。

 発生や判定、持続に優れた技が多いのですが、全体フレームはやや長めなので、単調にならないようダッシュFDなどで置き技を誘いながら、こちらの遠Sや6HSでの差し返しを狙っていくのがよさそうです。届く距離ならバンディットブリンガーをかぶせるのも有効です。

迎撃モードに入ったイノにただ突っ込むのは危険

 無論、差し返しを狙うあまり動きを止めすぎてしまうのも危険なので、上手く相手の動きを読んで合わせていくようにしましょう。

3.当ててくる技への対応

 では、イノが技を当てに来る時に使われる技は何なのかというと、細かいものを除けば下記の2つに絞られます。

① ホバー or 空中ダッシュ>JS or JHS

基本的にはJSを使ってきます

②S or HS大木をさする手

S版は発生が16F、ガード時-7F
HS版は発生が28Fだけど移動距離が長くガード時-2Fと隙が少ない

 内容はシンプルですが強力な構成になっています。まず大木は非常に低い姿勢で突っ込んでくるため、下方向に強い技でなければ潰すことが出来ません。そしてそういった技に対してホバーダッシュからJSをかぶせてくる、というような読み合いになっています。

 ソル側としては、大木を潰すことが出来てタイミングによってはホバーとも相打ち以上になってくれるしゃがみSと、ホバーからの攻撃を落とすことの出来る6Pでの迎撃が基本となります。

やはりこの判定は頼りになります

 また、直接のダメージ源にはなりにくいですが、隙の少ない立ちPを要所で置いておくのも有効です。ホバーや空中ダッシュ攻撃を落とすことだけでなく、イノが大木を出していた場合にガードが間に合うことも多いからです。

何気に優秀な技です

 あと、大木に関してですが攻撃判定の発生前に投げで割り込むことも出来ます。ガトリングからHS版大木に対してなんかがねらい目でしょうか。反応に自信のある方は試してみてもいいかもしれません。私は無理です

 そして、HS版大木は今Verからガードするとこちらが有利になったので、相手がどういった行動を取るか、対戦中に把握しながら強気に攻めていくようにしましょう。S版大木は出が早いため、暴れ潰しとして使われることが多いですが、隙はHS版よりも大きくめりこんでガードした場合は2K等で反撃が確定します。見逃さないようにしましょう。

4.その他の技

(1)抗鬱音階

 足払いなどから起き上がりに重ねられた時は、素直にガードするのが基本ですがSヴォルカをリバーサルで出すのもアリです。ホバー中であれば痛い反撃は受けにくいです。しっかり対処してくるような相手であれば話は別ですが、少し甘いと感じた場合は混ぜていくようにしましょう。

 また、立ち回りで出される音符に関しては完全に読めていればヴォルテックスで潰せます。リスクも高いですが、使用頻度が高いようなら狙ってみてもいいと思います。そして、既に出てしまっている音符に対しては、シリーズ伝統の対策があります。

 それは、音符が多段技に変化する前にわざとくらうことです。6HSや6Sのようなやられ判定が前に出る技を使います。

発生が早い6HSがやりやすいです

 使用した技の硬直は音符のやられ動作でキャンセルされるため、リスクは低いです。ダメージも低いので大して気にならず、音符の軌道変化に付き合う必要も無くなるのでけっこう使えると思います。

(2)ケミカル愛情

調整でやたら射程が長くなりました

 まず覚えておきたいのが、こちらのガトリングからのキャンセルやうかつな間合いでガンフレイムを出さないことです。見てからケミカルで潰されます。

 その他、立ち回り時などではこちらの飛びに引っかかるように出されると困りますが、ケミカルはソルのダッシュで潜れるため、読めているのであれば一気に接近戦に持ち込むことも出来ます。その場合ケミカルを餌に置き技を使われることも予想されるため、十分に気を付けるようにしましょう。

(3)限界フォルテッシモ

 イノ唯一の無敵技である覚醒必殺技です。発生が7+2Fの9Fで衝撃波の部分までガードしてしまうと大幅にイノ側が有利になりますが、初段の膝蹴り部分をガード後に衝撃波の発生前に反撃できます。

この後に余裕で反撃可能です

 カウンター判定にはなりませんが、出が早く重い追撃の入れられる近距離Sからのコンボを反撃の基本にするといいと思います。イノを画面端付近に追い詰めているのであれば、壁バウンドを誘発する立ちHSも良いです。

 50%ゲージを持ったイノ相手に起き攻めする時は、必然的にこの技を警戒する必要が出てきます。安易に近距離Sを重ねにいくようなことはせず、むしろこの技を誘う動きも混ぜるようにしていきましょう。

5.起き攻めへの対応

 結論から言えば、イノの崩しを防ぎきることは不可能です。ですので、まずはその状況に陥らないことが第一に考えるようにしたほうがいいと
思います。

 まあ万が一捕まった場合でも、ソルはヴォルカニックヴァイパーがある分恵まれている方です。基本的なところを押さえつつ、あまり長く付き合わず切り返しを狙っていくようにしましょう。

① ホバーへのファジーガードは立ち>しゃがみで
 
 
普通に攻撃してくるのであれば、ホバー中段>着地下段の順で攻撃が発生するため、それに合わせてガードを切り替えます。ホバー>着地から再度ホバー中段や投げ、などもありますが基本はこのファジーガードで対応しましょう。

② 出来るだけFDで距離を離す

 一回だけ中段、下段をガードしてもイノの攻めは中々終わりません。FDで距離を離すのは基本ですが重要になってきます。連係に隙間が空いたら、発生の早い立ちPや上半身無敵の6Pなどで割り込んだり、飛んで逃げるようにしていきましょう。

③ JDへのガトリングは割り込める

 イノのホバーJS>JDのような絶妙なタイミングで崩しにくるJDへのガトリングはもうしょうがないと思います。ただ、JDの発生は少し遅いので、読めていればHSヴォルカニックヴァイパーなどで割り込めるので覚えておきましょう。

その内絶対くらう技

④ たまにバクステするのも良い

 ホバーからの攻撃を詐欺重ねにしてきた時や、着地投げにはバックステップも有効です。特に投げをスカせればリターンは大きいですが、なんだかんだで他の技に引っかかることも多いので多用は厳禁です。

⑤ ヴォルカニックヴァイパーをチラつかせる

 イノ側からすれば、やはり無敵技持ちの相手へは攻めにくく感じるものです。前述したJDへの割り込みの他、RCすることを前提で出したり、バーストゲージを盾にしたりして思い切って出していくことも時には必要です。

6.まとめ

 とりあえず基本的な対策ばかりになりましたが、少しでもお役に立つことが出来たのならば幸いです。狂言実行やメガロマニアなんかの解説は出来ませんでしたので、できれば追記したいと思っています。

 キャラ対策を書くのはけっこう久しぶりでしたが、大変だけどこれはこれでやっぱり楽しいですね。冒頭でお話ししたように、次回は数キャラのワンポイント対策をまとめたものになるかもしれません。それではここまで長文にお付き合いいただきありがとうございました。ではまた。


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