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【GGST ソル】キャラ対策 第五回 カイVer.1.19対応版

 どうも、最近暑すぎて外出する気が起きないたくさんです。今回はバージョンが変わり、強化されたカイへの対策をもう一度考えてみたいと思います。実際対戦しててもやりづらくなった印象が強く、私自身安定して勝てなくなった気がしています。

 まずは、前Verからの変更点の中で押さえておいた方がよさそうなものを確認してみましょう。

1.重要そうな変更点を確認してみる

※画像は全てDust loopさんよりお借りしました

(1)遠S、2S

発生12F、ダメージ34、基底補正90%
発生10F、ダメージ32、基底補正90%、下段技

 まずは遠S、2Sから見ていきます。カイのけん制の要と言える技ですが、テスタ・梅喧と同じように武器部分のやられ判定が縮小しています。これによりけん制能力が向上したと言えますが、実は対戦していてもそんなに実感が湧かなかったりします。差し返しなら感覚も前Verから変わっていません。

 ただ、こちらの遠Sや6Sが一方的に負けやすくなっているのは事実なので、中距離で技を振る際は気を付ける必要があるでしょう。

(2)ヴェイパースラスト

S版は発生11F、ダメージ48、基底補正80%
HS版は発生13F、ダメージ60、基底補正80%

 下方向への判定が拡大され、起き攻め時などに足払いでかわせなくなりました。この判定はカイ伝統の仕様だっただけに個人的にはけっこう驚きの調整です。「あ、そこ変えちゃうんだ~」て感じ。

 ともあれ、これにより詐欺飛び以外の起き攻めでは普通に様子見や投げによる読み合いをする必要が出てきました。

 個人的な考えですが、元々GGSTでの起き攻めでの足払い重ね自体がヴェイパー一点読みに近い使い方になっていたと思うので許容範囲じゃないかなと思います。
 今作ではXXのガンフレイムFRCやXrdの黄キャンセルのようなものが無く、足払いガード後の攻めは途切れがちでしたので。

 もしガード出来た際は高ダメージな反撃を入れてやりたいところです。

(3)ダイアエクラ

ガード時の硬直差が-8Fに変更されました

 遠すぎなければ発生9Fの6HSで反確だった技ですが、硬直が短くなり間に合わなくなりました。けっこうデカい変更点です。

 これにより『2K>2D>ダイアエクラ』のような連係はダイアエクラを空振るような間合いでなければ途中で止める必要が無くなったと言えます。

 つまり、足払いの隙への6HSなんかも決める機会はまず無くなってしまったと思っていいでしょう。カイ側は大分攻めやすくなったんじゃないでしょうか。

 とりあえず、そんな新生ダイアエクラへの対策について調整直後に思い付く限りでまとめたのがこれです↓

①バクステ青RCから反撃
 バックステップを青RCしてスロー状態にしたカイに反撃します。ダイアエクラの持続が3Fと短いのでやりやすいと思います。
 注意点はバックステップの出始めをRCしないようにすること。慣性がついて離れてしまうため、反撃出来なくなります。ちょっとだけ待ってRCしましょう。

②バックステップ
 青RCせずともディレイのタイミングによってはバクステでかわすことで反撃が確定することがあります。反撃が間に合わなくても大きくこちらが有利になるため、攻守を入れ替えることが出来ます。

 また、別の話になりますがカイ側が間合いを読み違えてダイアエクラを空振りしたら、同様に遠Sで反撃していくようにしましょう。

③直前ガードから反撃
 
ダイアエクラを直前ガードしてガードバックを無くすことで、立ちKや2K、画面端のように密着している時は発生7Fの近Sが反確になります。
 HS系の技から出されるとバックステップ出来ないので、その場合は直前ガードくらいしか選択肢がありません。

 私もなかなか対戦中に意識を割く癖が付かないのですが、難しくはあるもののリスクは低い行動だといえるのでチャレンジする価値はあると思います。

 あと、普通にガードした場合は有利フレームを活かして攻めに転じたいところではありますが、実際には距離が離れるため手を出しにくいです。
 不利フレームからのディッパーや6P置きなども警戒する必要があるため、相手の動きをよく見て6S、ダッシュ、ガンフレイムやファフニールなどで攻めていきましょう。

(4)立ちK(の持続重ね起き攻め)

発生7Fの下段技、持続が長く8F、ただ基底補正はキツめの70%

 立ちK自体の変更点はせいぜい立ちKにダッシュキャンセルが付いたことくらいなのですが、調整後に立ちKの持続重ねによる起き攻めが流行ったので変更点に含めています。

よく見るようになった理由はこの辺りでしょうか↓
 ・ソルのSヴォルカやタイランの発生が遅くなった
 ・立ちKと近Sにダッシュキャンセルが付いた
 ・ダイアエクラ、通常投げ後の硬直が減った

 要するに詐欺重ねになる対象の技と起き攻めに行く機会が共に増えたから、ということでしょうか。そこまで詳しくは知らないので間違ってないことを祈ります。

 さて、この起き攻めは立ちKの持続をくらうとしゃがみKや近Sが繋がり、ガードしても投げや固めの連係に移行されるので非常に厄介です。

対処法としては下記の形になるかと思います。

①FD
 起き上がりにきっちり重ねてくるのであればこれが一番正攻法でしょう。間合いを離して仕切り直しを図ります。ちなみにFD直ガはあんまり意味が無いので狙わなくてよさそうです。

②リバサバクステ
 持続が長くても横の攻撃判定はそこまで広くありません。持続を重ねてくるのならバックステップで回避するのも有効です。リスクも高いですが画面端を背負っている状況ならバクステ後投げで反撃を狙うことも出来ます。

③それでもSヴォルカ
 
この立ちKの持続重ね、割と難しいのでけっこうミスる人も多いです。詐欺重ねにならないと判断したらSヴォルカを撃ってもいいと思います。最悪ガードされてもゲージさえあればフォロー出来ます。

2.その他変更点について

 その他、近Sがガードさせて+1Fになった上にダッシュキャンセル出来るようになったため、コンボや固めの圧が強くなっている点や、

発生は変わらず7Fですが硬直が-3Fされています

 JDの自由度が上がって新たなコンボや画面端の固めが出来るようになっている点、

ジャンプキャンセル、空中ダッシュキャンセル、必殺技キャンセルなどが可能に

 ドラゴンインストールの隙が軽減され、発動後の移動速度が大きく上がっている点などが挙げられます。

ドライン発動ガード時-5Fが+4Fに

 どれも留意すべき事項ではありますが、今のところそこまで困らされてはいないので、今回これらに関しては割愛したいと思います。(考えが変わるほどやられたらまた別途追記したいと思います。)

3.立ち回りは変わる?

 結論から言えば立ち回りの選択肢自体に大きく変わるところは無いと思っています。ただ、反撃確定のポイントが無くなっていたり、相手の攻めのパターンが増えている以上、こちらも選ぶ行動の割合を変えていく必要があるでしょう。

 なので、立ち回りの基本はこれまで同様に

 ・遠Sや6HSでの差し返しを狙った待ち
 ・地上技の置きを読んでブリンガー
 ・相手の待ちを読んで走って遠Sや6Sを当てに行く
 ・相手の接近に合わせて2Sや6Pを置く

 上記のような選択肢が循環するスタンダードなものになるかと思います。しかし、今Verでは出来るだけ受けに回らず、攻める動きを中心にしていったほうが良いでしょう。

 そういえば、立ち回りを考えてみた際ソル側の調整点として強化された足払いを新たに使えないかやってみましたが、カイの6HSとすこぶる相性が悪いため残念ながらけん制として振り回すのは少々危険だという結論になりました。残念。

下段を刈り取る形をしているだろ?

 足払いを有効に使える場面としては、画面端でのスタンチャージ重ね起き攻めに対してです。ダウン追い打ちからなどで出された場合、最速で足払いを出すことでカウンターを取れます。

4.まとめ

 カイ側の強化点を中心に見てきましたが、ソルも足払いや通常投げ後の起き攻めの強化、ガンフレイムフェイントの隙軽減による攻め継続力の向上など強化されている面も多いです。

 そのため、立ち回り自体は大きく変わってはいないものの

『お互いに守り切るのが難しくなり、攻めの動きがより重要になった』

と言えるのではないでしょうか。

 前Verまでは割とジリジリした試合になることも多かったのですが、今回は多少のリスクは織り込み済みで攻めていく方が結果的に正解な気がします。
 あと、前回の記事でソル有利と書きましたが、今Verのキャラ相性についてはちょうど5分になったくらいだと思っています。少なくとも大きなキャラ差は感じません。

 けん制を主体とするのか、それともガンガン前に来るのか、攻め込まれたらどの程度スタンディッパーに頼ってくるか、ヴェイパースラストをどのくらい使ってくるか、などなどカイは相手によってけっこうプレイスタイルが変わるキャラですので、早めに相手がどういうタイプなのか予想して動きを変えていきましょう。

 前Verからの変更点を中心に考えてみましたがいかがでしたでしょうか。少しでもこの記事を読んでいただいた方の参考になれば幸いです。拙い長文にお付き合いいただきありがとうございました。それでは。


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