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人間社会に「一夫一妻制」が生まれた理由は性感染症を抑えるため?

きっと多くの男は思ったはず。

何故、一夫多妻じゃないのか?

URL http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1604/13/news109.html


強い種を残す。

この大義名分の下に男はせっせと営んでいた。

わかりやすいのは、大奥だ。

何にヒントを得たのか、子づくり要員を揃えた。

大奥ばかりか御三家を揃えて血が絶える事に備えた。

生んでも育てるのは乳母である。

日本における権力者の一夫一妻は、大正天皇からではないだろうか。

皇室で側室を持つ事は当たり前であったが、大正天皇は身体が弱かったせいか側室は持たず、昭和天皇もこれを踏襲した。

しかし、これは権力者の話。

宮様や将軍様のお子を生ませる以上は、どこの馬の骨かわからない奴は大奥に上げられない。


確かに庶民で一夫多妻だと、誰を連れて来てもいいし、誰を連れてくるかわからない。

性病のリスクが上がる。

不特定多数との性的な接触を持とうとするならば、相手の妊娠や性病というリスクを背負う事になる。

また社会的にも1人の妻だけ大切にするのも違うだろう。

かつて愛人のいた柳家金語楼や丹波哲郎は、本妻と妾・愛人に分け隔てなく愛情を注いでいたらしく、本人の死後、実子が驚いたそうだ。

リスクを背負い、度量を持つ。

そんな強い男こそ強い種を言える。

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