見出し画像

【デュエプレ】ネクラウェーブストライカー【レジェンド到達構築】

今日人生で初めてデュエルマスターレジェンドに到達しました。新弾発売時にはプラチナ2だったので、まさか1日でTOP100まで駆け上がれるとは思わず、めっちゃ嬉しいです。戦績は30勝5敗(約86%)でした。

画像12

自分語りはこのくらいにして、本記事ではレジェンド到達時に使用したデッキを共有したいと思います。使用したデッキは、白黒緑(ネクラ)カラーのウェーブストライカー(WS)デッキです。

同じアーキタイプを考えている人が他にもいらっしゃることを確認しましたが微妙に構築や採用理由などが違う可能性もあるので、回し方やカードの解説に加え、自分がデッキの着想に至った経緯なども紹介したいと思います。

デッキレシピ・コンセプト

画像2

このデッキは、ラミエルや天使と悪魔の審判を駆使して盤面の有利を取りつつ、相手のマナが貯まる前に軽量高火力WS獣を5〜7体揃えて殴り切ることをコンセプトとしたデッキです。デッキの安定感を追求して、4枚×10種類のフルパワー構築にしています。環境に「ドルゲーザ・天門・赤緑速攻・青緑ブリザード・WSデッキ」が多いように感じられたため、それらにある程度有利が取れるデッキになっていると思います (詳しい立ち回りは各カード紹介の中で解説します)。

実際の動きの例

各カード解説

【預言者ラメール】

スクリーンショット 2020-06-26 20.11.17

WSデッキを組む際に白と緑は必須色だと個人的に考えているのですが、白が必要な理由の7割くらいはこのカードです。「自軍全体に+1000のパンプアップ」という効果の恩恵は非常に大きく、バーストショット等の除去札を回避することに繋がります。「盤面にWS獣が3対並ぶ」ことが必須のこのデッキにおいて、実質的な除去耐性を上げることは本当に大事です。また、ラミエルや審判を絡めてタップキルを狙う際にも、このカードは有効です。


【骨折人形トロンボ】

スクリーンショット 2020-06-26 19.51.32

貴重な2コスWS獣。このデッキの基本ルートは2→3→4でWS効果を発動する流れですが、2コスの層を厚くすると3→2×2でもWSが発動できるため、相手の軽量除去に対して頑健になります。墓地回収効果は他の2コスWS獣に比べるとそこまで強く有りませんが、試合がもつれ込んだ際に5枚目以降のアラームラディッシュとなる点は嬉しいです。


【マッチョ・メロン】

スクリーンショット 2020-06-26 20.11.46

2マナ2000の時点で不死身男爵ボーグと同じ性能なのに、WS発動下なら攻撃時6000のWブレイカーになる凄いやつ。盤面をコントロールする際や、詰めの場面においてめちゃくちゃ頼もしい存在です。また詳しくは「天使と悪魔の審判」の項で述べますが、2コストパワー2000という基礎能力が非常に重要です。


【アラーム・ラディッシュ】

スクリーンショット 2020-06-26 20.10.40

WS最強カードであり、このデッキが成り立っているのは半分以上このカードのおかげだと感じています。2マナ1ブースト1回収の効果が弱いわけが有りません。「選べる1ドローがついて強制的に殴る必要がないブレイズ・クロー」と言われるとこのカードの凄さが分かると思います。


【堅防の使徒アースラ】

スクリーンショット 2020-06-26 20.11.05

WS獣には「3コス・6000・Wブレイカー・おまけ効果」を持つものが各文明に存在するのですが、その中でもおまけ効果にブロッカーを持つアースラは特に使いやすいと思います。ラメールと組み合わせることでパワーが7000になり、赤緑速攻に搭載されている火炎流星弾を回避することができます。


【ニンジャ・パンプキン】

スクリーンショット 2020-06-26 20.11.27

「3コス・6000・Wブレイカー・おまけ効果」シリーズその2。アースラほどの汎用性はありませんが、5000以下のクリーチャーにブロックされない効果は、天門デッキのピカリエや、ドルゲーザデッキのハルククロウラーをすり抜けてくれます。詰めの場面でとても優秀です。


【天使と悪魔の審判】

スクリーンショット 2020-06-26 20.10.51

このカードは解説することがかなり多く、デッキの着想に関わる部分なので、複数段落で説明します。ラメールとアラームラディッシュが白緑にする理由であるなら、このカードはネクラカラーにする理由そのものです。

まず前提として、WSデッキは「速攻」と「WSミラー」の対面が致命的に不安定でした。対速攻では、相手2ターン目に出てくるサエポヨを処理する手段がありません。対WSミラーでは、先攻をとった方が先に「ラミエル、ハザリア、シェルチャーチ」などの4コスト除去WS獣を着地させて相手のWSを邪魔できてしまいます。じゃんけんゲーです。

これに加え、新弾環境でブイブイ言わせているドルゲーザデッキのキリノジャイアントもかなりキツいという問題が生まれました。デッキのパワーラインが6000(ラメールを絡めても7000)しかないWSデッキでは、2コスブースト→3ターン目キリノ→4ターン目ドルゲーザが着地した時点でお通夜です。

こうした弱点を克服したいという目的のもと思いついたのがこの「天使と悪魔の審判」です。3コスト「1体-2000+1体タップ」というこの効果を、マッチョメロンやラメールと組み合わせることで、上記の問題全てに対処することが出来ます。具体的には、2ターン目にラメール(パワー1500)orマッチョメロン(パワー2000)を出しながら3ターン目にこのカードを撃つことで、WS獣を生存させつつ「パワー1000獣1体+パワー2000獣1体」or「パワー3000獣1体」を処理することが可能になります。前者は速攻デッキやWSミラーで有効なパワーライン、後者はドルゲーザデッキのキリノのパワーラインとなっており、先攻後攻に関係なく大きくテンポを稼ぐことが出来ます。

また白黒という色のおかげで初動の色にもなるのが嬉しいですね。たまにラディッシュでタップイン事故を起こしたり、トップ多色で「妖怪1マナ足りない」が発生する点だけ悲しいですが……


【命運の伝道師ラミエル】

スクリーンショット 2020-06-26 20.19.11

シールドトリガー持ちWS獣というだけで既にめちゃくちゃ強いのですが、タップ機能もついているのが本当に優秀です。アースラやニンジャパンプキンと組み合わせてガンガン盤面処理していけます。


【シェル・チャーチ】

スクリーンショット 2020-06-26 20.10.28

ラミエルと同様、トリガーがついているので採用しています。自分で選べない点が若干歯がゆいですが、その分パワーに関係なく除去を飛ばせるので優秀ですね。ラミエルとシェルチャーチを同時に手札に抱えていてどちらをマナに置くか悩んだ場合は、こちらを優先的にマナに置いて良いと思います。序盤に相手のマナを増やしてしまうと、ヘブンズゲートや炎槍と水剣の裁きの早期詠唱から負けに繋がるケースもあるので。


【略奪秘宝ジャギラ】

スクリーンショット 2020-06-26 19.51.09

5コスト3ハンデスというだけで雑に強いんですが、その一方で5コストは「2コスト獣+3コスト獣」という選択肢もあるマナなので、意外と扱いが難しいです。WSデッキの基礎的なプレイングと合わせて、どういう時に使いたいか簡単に解説します。

WSデッキは「盤面にWS獣が3体以上いないと効果を発揮できない」という性質上、ちまちまシールドを割るという行為がかなりリスキーです。具体的にはWS獣が4体以下の場合に盾を殴った場合、「トリガーアクアサーファー+返しのターンに除去札+サーファー殴り返し」で最低でも3面除去されてしまい、盤面が壊滅する恐れがあります。WSミラー対面の場合は特に難しく、相手のWS獣を1体まで削った上で殴り始めても、トリガーシェルチャーチ(orラミエル)1枚からひっくり返される恐れがあります。上記の動画なんかはまさにその典型例です。

そこでWSデッキの立ち回りは過剰打点を作ることが基本となるのですが、その際にジャギラが活躍します。時間をかけて打点を揃える行為は、当然ながら相手にも準備時間を与えてしまいます。いざ打点が揃う頃には天門や炎槍と水剣の裁きなどで受けられしまう、あるいはジャイアントが大量に並んで既に負けている、なんてことが起きてしまいます。そういった反撃の芽を3ハンデスで摘み取ってくれるのがジャギラです。

従って、デッキ相性的に序盤は盤面の有利が取れると感じた時は、盤面を増やすことよりもジャギラを着地させることを優先すると良いです。逆に、序盤から盤面の頭数を増やしてリーサルを狙っていかないと間に合わないような場合は、ジャギラよりも2コスト3コストのクリーチャーを並べることを優先させましょう。

まとめ・不利対面

以上長々と各カードを褒めちぎってきましたが、苦手な対面について触れていなかったので言及しておきます。レシピから分かる通り、このデッキは手札補充できるようなカードがほとんどないため、青黒バロムやボルコンといったハンデス主軸のデッキに脆弱です。特に青黒バロムはドルゲーザに対してもある程度戦えそうな気がしているので(ほんと?)、今後母数が増えてくると相対的にこのデッキの勝率も下がると思います。とはいえ、非常に強いデッキであることに変わりはないので、次シーズンでものんびりと使っていきたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?