伊勢型紙の魅力

もう6年以上前になりますが、内田勲さんのアトリエを訪ねました。伊勢型紙は着物の染色をする重要なツールの一つでしたが、デジタル処理が可能な今日、型紙への需要がなくなってきています。ただ、繊細で精巧なクラフトマンシップを問われる伊勢型紙自体は、本来の目的を超えて、一つのアート作品のように見えます。ドイツのドレスデン美術館では、125年も前に日本から送られ倉庫に保管されていた15,000枚もの型紙が発見され、2015年には「Logical Rain (雨の形跡)」というタイトルで展覧会が開催されました。規則正しく小さな雨粒のように彫刻刀でほられたパターンが、あたかも雨が降っている様子に見えてこのタイトルがつけられたというのもおもしろい。

#isekatagami , #伊勢型紙

https://takumist.wordpress.com/2015/01/07/ise-katagami-meeting-artisan-isao-uchida-%e5%86%85%e7%94%b0-%e5%8b%b2%ef%bc%89/

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