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定年後のプチ恐怖体験

皆さんこんにちは。能力再生相談所、内匠です。

私は現在52歳、私の世代が子供のころに抱いていたサラリーマンの定年後の生活というのは、盆栽いじりして散歩して・・・みたいなものをイメージしていました。しかし、現実はそんなもんじゃない、ということを実は数年前に体験したので、今日はそのことを書きます。

約3年ほど前、フィリピン駐在が終了するときのことです。このとき3月末で、フィリピンの長期休暇のホーリーウィーク(イースター祭みたいなのです)と引っ越しの対応での休暇があり2週間の休みとなりました。ホーリーウィークは日本の昔のお正月をイメージしていただいたらいいと思いますが、ほとんどのお店が休業となってしまいます。なので引っ越し荷物もホーリーウィーク前に出してしまわないといけませんでした。

必要最低限の荷物だけ残して、約1週間のお休みですが、何もすることがありません。外に出てもお店もほとんど開いておらず、ごく一部のレストランくらいしか開いてませんので時間をつぶすところもありません。

家でネットを見ていても直に飽きてしまいます。本を読んでいても逆に集中できませんでした。ほんと、何もやることもないし、知り合いにも会うこともなく、1週間ボー然と過ごしました。

休みが明けて飛行機に乗るときに久しぶりに人に会った、そんな感じでした。

さて、このシチュエーションですが、もうまさに定年後の世界に近いものです。行くところがない、やることもない、話し相手もいない・・・。

Podcastのある教育系番組で、シニア世代には「きょうようときょういく」が大切である…きょうよう=今日用事がある、きょういく=今日行くところがある。

そんな恐怖体験のおかげで私は今、能力再生相談所を開始しているわけです。まだお客様にはお目に書かれておりませんが、少なくとも「きょうようがある」、これだけでも違います。

それでは今日も雑文、ご一読いただきましてありがとうございました。


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