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皆さんこんにちは。能力再生相談所、内匠です。

今日も『Think Clearly』からのお題です。

本書では、幸福を感じる度合いは目標を達成できるかどうかで決まる、と書かれています。その部分を引用してみます。

アメリカの研究チームが行った、こんな調査がある・・・中略・・・その結果確認できた事実がふたつあった。ひとつ目は、若いころに経済的な成功を重視していた人の方が数十年後の所得額が多いこと。二つ目の事実は、社会に出たら高収入を稼ごうと若いころに目標を立て、のちにその目標を達成した人は人生に対する満足度も非常に高かったことだ。・・・中略・・・だが、彼らの幸福度の高さは所得の高さによるものではないのだ。というのも経済的な成功を人生の目標にしていなかった人たちの場合には、所得の高さは人生の幸福度にほとんど影響を与えなかった。つまり、人が幸せを感じるかどうかは所得の額によって決まるのではなく、目標を達成できたかどうかで決まるのである。

引用の部分はおそらく多くの方が、そうだろう、と同意されることと思います。しかし問題は、何を目標とするか、かもしれません。

例えばの話、『誰かに勝つ』みたいな他者あっての目標というのは相対評価になるのでちょっとどうかなと思うわけです。なにより、自分の価値観ではなく、他人の価値観に支配されてしまう可能性があって、幸福度という点ではちょっと疑問に感じるわけです。

目標自体は何でもいいと思うのですが、それは自分自身が最も大切にしているもの、自分の最高の価値観を満たすもの、そういうものであれば仮に達成困難であってもその過程が楽しめるんじゃないか、そう思っています。

もう少し深堀できるようになったらまたこのテーマを取り上げたいと思います。

それでは本日も雑文、ご一読ありがとうございました。


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