_テーマ別研究会_のご提案

『テーマ別研究会』のご提案

今回は『テーマ別研究会』っていうコンテンツをご提案します。

ざっくりいうとこんな感じです。

🍀部員からトークテーマを募集する
🍀各テーマについて2、3日集中的に情報交換する
🍀トークテーマごとのまとめを作っていく

これを提案した背景を書いておくね。

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①テーマを絞ると盛り上がる

部活を始めてみて『テーマが絞られていると、みんなのリアクションがたくさんもらえる』ということに気づきました。
例えばブログ部1部屋目の『ブログ勉強会』は『この人のこの記事について意見を言ってください』と、部員さんに求めていることが超具体的だよね。

逆に抽象的なコンテンツは反応がめちゃくちゃ悪いです。これはコンテンツに限ったことではなくて、部員さんへのお願い事をするときにも
たとえば『部活について意見をください』といってもだれも反応しないんだけど『入部理由を教えてください』と具体的かつシンプルな質問に絞り込むとみんな一生懸命に答えてくれる。

だから、コンテンツはとにかく部員さんたちが行動しやすいシンプルなものにしてあげることがめちくちゃ大事なんだよね。
②情報共有&質問のニーズが多い

入部理由をヒアリングしていると部活の内容関係なく『情報共有がしたい』『気軽に質問がしたい』というニーズがとっても多いです。

なので、部全体として『みんなから質問や学びたいことを募集します。どんどん書き込んでください』と『質問がないと成立しない企画』を作ってあげれば、みんな遠慮せずに参加しやすいと思うんだよね。
③みんな本当はgiveがしたい

部員のみんなから『わたし、みんなにgiveできるものがないんです。だから入部していいのか不安で・・・』というお話をよく聞きます。

その気持ち、本当によくわかります。特に応援団では初心者の方が多いので、こういう気持ちを抱えている方が大勢いると思うんです。
だったら『初心者の方でもgiveしやすい環境を作ってあげる』ことってめちゃくちゃ大事なんじゃないでしょうか。

後で詳しく説明しますがテーマ別研究会では『○○日~○○日は、このテーマについて話し合いますよ~』と前振りをしておきます。そうすることで、その日までに初心者であってもネットで検索したり、本を読んだりして知識を蓄えておくことができる。それで、自分が感じたことを書き込むだけでもみんなに貢献することができるよね。

逆に『どんな質問でもどうぞ~』という形式の企画を実施したとするよね。そうすると、どんな質問が来るかわからない。つまり『もともとその分野について詳しくて、瞬間的に回答が出せる人しかgiveができない』設計になっちゃうんだよね。これだと初心者の方は『あーあ、わたしってなにも貢献できないな』という気持ちになってしまっても仕方ないと思うんだ。

テーマ別研究会は『テーマを絞って』『事前準備ができる』ので、初心者の方にもとっても参加してもらいやすいコンテンツになっていると思います。

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こんな感じです。

詳しい案をさらに書いておきます。たくみんの案をまるごとやってみてもいいし、部分的に参考にしてくれるのもいいと思います。

進め方

①テーマの募集
みんなが知りたいこと、自分が知っていて役に立ったこと、調べてもよくわからない、実践するとうまくいかないこと、などの切り口でアンケートを取る。

②テーマの選定とスケジュール作成
リストアップされたテーマから、特に需要のありそうなものを部長さん(もしくは各部屋で話し合って)選定する。また、各テーマをいつ話し合うか、スケジュールを前もってきめておいてみんなにシェアするといいと思います。たくみんの感覚では『1テーマ2日くらい』『5テーマ先まで決まっている』位をキープするといいかなって思います。
ほかのコンテンツの合間に実施するのもいいかもね。例えば平日はブログの添削を、休日にテーマ別研究会を、みたいな感じで。
各テーマについて部員の中から担当者を決めておくのもいいと思います。

③テーマについて事前調査する
各部員がテーマに沿った内容を調べてくる。例えば参考になったサイトや書籍を見つける、自分がぶつかった疑問や過去の体験についてnoteにまとめるなど。いろんな方法があっていいと思う。

④情報を共有する
あるテーマの研究会初日に、各自調査してきた内容を部屋に張り付ける。意見が集まってきたら、他人のアウトプットに対して質問やかぶせて意見を言う。解決できていないことや興味がわいたことを再度調査してみんなで解決していく。

⑤クロージング
最終日にそのテーマについてのまとめを行う。みんなが紹介した情報をnoteなどにコピペしたり、参考になるリンク集を作るなどのイメージです。
このまとめを毎回部長さんがやると大変なので、部員の誰かにお願いするといいかもです。その部員さんの成長にもつながるしね。


テーマの例

『テーマを出せ』といってもイメージわかないと思うんで、例えば・・・を考えてみました。

ブログ部

🍀ブログのテーマやカスタマイズについて
🍀雑記系と特化系の選択方法
🍀アドセンスに合格するためのポイント
🍀効率的なネタ発掘法

音声・動画部

🍀スマホの動画編集アプリの選び方
🍀PC動画編集ソフトの選び方
🍀ラジオ企画会議
🍀撮影機材の選び方
🍀youtubeのトレンド


実際に作業をしているみんなのほうがたくさんアイディア出ると思うんで、ぜひ話し合ってみてほしいです。


研究会のメリット

不安を解消しながら活動できる

いろんな部活のアンケート結果や入部のきっかけをヒアリングすると『ひとりで活動を続けられるか不安』『一緒に頑張れる仲間が欲しい』というひとがめちゃくちゃ多いです。
つまり応援団の部活では『現在の作業クオリティを一段上にあげたい』『より効率的に作業を行いたい』という中上級者よりも『はじめの一歩を踏み出したい』『不安な気持ちをみんなで何とかしたい』という初心者がボリュームゾーンだといえます。
なので遠慮することなく自分の知りたいことや困っていることを発信できる仕組みが喜ばれると思います。研究会では最初のフェーズでテーマを募集します。その段階で各部員の悩みを吸い上げることができるます。
事前学習ができる

多分初心者のかたは『質問ばかりしていると嫌がられるんじゃないか』と気になってしまう傾向にあると思います。そこで、なにか貢献しやすい仕組みを用意することが重要です。『質問したらその分自分も別の形で恩返ししよう』と思えるからです。
研究会では、10日間ほど先のテーマまで決まっているので、十分に事前学習できる期間が存在します。なので、知識がない人でもネットでよくまとまったサイトを探してくる、自分で書籍をよんでみるなど、貢献するための準備ができるのです。いろんなテーマをバラバラに話し合う『雑談形式』では、とっさに知識が出せる上級者ばかりが発言して、会話に初心者が入り込むのは大変です。
また、上級者も自分の経験を一度見つめなおして知識を棚卸する機会になると思います。
みんなのニーズをカバーできる

部活の中でもニーズがバラバラで、特定の活動ばかりしていると興味がなくなってしまう人も出てくると思います。特に音声動画部は範囲が広いのでコンテンツ作りがたいへんだよね💦
この『テーマ別研究会』ならば、部長さんたちがバランスよく話題をデザインできるので、こうした問題を解決できると思います。
ジャンルだけでなく、難易度のことなるお題を放り込むことで初心者も上級者も飽きさせずに部活を運営することができます。
質問のループが避けられる

初心者が多いコミュニティにありがちなのが『新人が入ってくるたびに同じ質問が何度も寄せられる』ということです。最初は善意で答えてくれる人もいるでしょうが、だんだん同じ質問が続くと答える人も嫌になってきます。そうすると『ネットで調べられる質問は禁止』など、ルールを設けることになったり、部活の雰囲気が悪くなったりしかねません。
新入部員が入ってきたときに、今までの知見をためて置けると、こういった問題が解消できます。
新しい挑戦につながる

テーマの中には、興味のないものも当然あると思います。
でも、みんなから一気に情報が集まると『なんかこれ楽しそう、やってみたい』となる人も出てくると思います。
部内のマーケティングになる

おそらく、何個もテーマをやっていると『このテーマはやけに盛り上がるな』『このテーマは全然人が来ないな』という風に波が出てくると思います。部長さんたちはそれについて議論することで『そうすれば次回は盛り上がるのか』『みんなのニーズはどこに存在しているのか』を少しづつ理解することができます。
コンサルを目指す人のマーケティングになる

『上級者から見たらこの取り組みのメリットって薄くない?』と思うかもです。でも見方を変えると上級者にとっても有益な場だと思います。
『初心者が何に躓いているのか』を間近で理解できるからです。
ある程度の実力がついた人はコンサル業務を念頭に置くこともあると思います。そんなひとは『初心者が何で困っているか』を理解できれば、それに対してのソリューションを磨きこむことができます。初心者がどんな疑問をもってどんな情報を手渡されたときに納得して前に進んでいくのかをリアルタイムで目の当たりにして、さらにその情報がDM上に記録されていくのはかなり有益な場になるのではないでしょうか。


学びを実際のアウトプットできる

研究会で得られた知見をもとに、アウトプットをつくって後日部屋で発表会をしてみるのもいいかもしれません。
例えば、自分のやりたいことに合致した動画アプリを選択したら実際にそれで動画を作成してみてはどうでしょうか。すでにみんなアプリについて詳しくなっているので、具体的なアドバイスがもらいやすいと思います。
また、アウトプットを行うことで、新たな疑問が発生して、部活内の知見がより深みを増していくことがきたいされます。
自分の詳しいテーマについても発表してもらえる

部員の中には『特定のテーマにめちゃめちゃ詳しい人』っていると思うんだよね。そういう人にはぜひ『プチ講義』みなたいな感じで特定のテーマについて知っていることをシェアしてもらうのもいいかもね。
ただし、部員みんなの前で『○○について、○○さん教えてよ』って言ってしまうと強制感が生まれてしまうかもです。誰かにテーマをお願いしたいときは個別DMなどでこっそりお願いしてみるのがいいかもです。

注意点

質問者が自分で調べてくる雰囲気にする

こういう企画をやって一番懸念されるのは『聞くだけ聞いて自分は何もしない』人が出てくることです。
なので最初のほうは、ちゃんと主体的にテーマについて学びたいという意欲がある人の提案を採用して、テーマに据えてみましょう。
例えば『わたしは○○について知りたいです。ここまでは理解できているんだけど、こんなことがよくわからなくて・・・』みたいにある程度自分で調査した気配があったり、本気で取り組んでいることがわかるコメントを書き込んでいるひとのテーマを優先してあげるといいかもです。
きちんと調べてくる人がトップバッターだと『ああ、こんな感じで進んでいくのね』ということをほかの部員も感じ取って、自分でも調べる文化がすこしづつ根付いていくと思います。





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