GMOとくとくBBの「V6プラス」、回線速度の実測はいくつに!?
GMOとくとくBB×ドコモ光の「V6プラス」の回線速度はいくつになるのか。実測値は混雑のピークにあたる21時台でも200Mbpsを超える結果になり、従来の光回線よりもお幅に速い。
NTT東日本・西日本が運営するフレッツ光の回線を使ったプロバイダがGMOとくとくBBだが、これまでは遅いという評判が多かった。
従来のIPv4通信では遅いことが多い。夜になると100Mbpsを下回って遅い時には5Mbps程度にまで低下することもある。
IPv6による通信ができても、大半のサイトがIPv4にしか対応していない上、回線速度は遅い状態が続く。
v6プラスは、IPv4の通信をIPv6による通信と同じ状態にするための通信方式である。このため、回線速度が速い。
実測=21時でも200Mbps
GMOとくとくBBのV6プラスの実測で回線速度を測定したところ、200Mbps程度となる結果となった。
光回線という点では同じでも、IPv4だと100Mbpsを下回っている。つまり、単純に計算しても2倍以上速いということを示す。
今回測定したところ、V6プラスの利用では下りが192Mbps、上りが392Mbpsとなった。
どうしてもこの時間帯はダウンロード通信が殺到するため、上りのアップロードより下りのダウンロード速度の方が遅い。
しかし、それでも約200Mbpsということで、動画ストリーミングなどでもまったく問題ない。
Speedtest by Ooklaという測定サイトで同じように回線速度を試してみたところ、下りでは262Mbps、上りで198Mbpsという結果になった。
サーバーによって測定値が違ってくるものの、従来のIPv4よりもV6プラスを使ったときの通信の方がネット回線が速いのは間違いない。
従来型のIPv4だと100Mbps以下
一方、回線設備がフレッツ光でプロバイダがGMOとくとくBBでも、従来の通信方式だと回線速度は遅いと言わざるを得ない。
IPv4での通信で回線速度を測定してみたところ、下りで86Mbps、上りで111Mbpsという結果になった。
やはり上りのアップロードは下りより速く、実測値も100Mbpsは辛うじて超えている。でも下りのダウンロードになると100Mbpsを下回っている。
日中の昼間の時間帯に測定しても、IPv4だと下りが110Mbps、上りが104Mbpsという結果になった。
混雑して遅いといわれる夜よりは速いものの、次世代通信といわれるV6プラスよりは遅いことがわかる。
GMOとくとくBBで光回線を契約するのであれば、絶対100%「V6プラス」を使うのが好ましい。
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