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JAL最後のボーイング777-200ERに搭乗

2023年12月にJALが保有する最後の1機であったB777-200ER型機が引退しました。
引退前の同年7月、そんな貴重な機材に偶然搭乗する機会がありました。

牽引されるB777-200ER

JALのB777-200ERは、2002年にマクドネル・ダグラス社のMD-11型機の後継機材として採用され、以降計11機が導入されました。
就航先は中距離国際線(東南アジア・ハワイ路線)がメインだったようです。
2021年からは国内線への転用が始まり、2023年11月12日の那覇発羽田便が同型機最後の定期便となりました。

翼に機体記号が見えます。

今回たまたま搭乗の機会に恵まれたのが羽田発中部便です。
東京・名古屋間の移動で飛行機利用はメジャーな移動手段ではありませんが、国際線との乗り継ぎ需要から定期便として設定されています。
(羽田空港から定期便で一番の短距離路線かと思いましたが、羽田発の最短距離路線は富山便のようです。)

離陸後の窓からの景色

短距離路線ということで搭乗時間も1時間に満たない短いフライトでしたが、いま思えばJAL最後の機体に乗れる貴重な機会になりました。

JALはB777シリーズでは、200、300、200ER、300ERを保有していましたが、残る現役機材は国際線運用のB777-300ERのみとなりました。
最新鋭のエアバス機であるA350-1000への置き換えが進んでいますが、少しでも長く活躍をしてほしいです。

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