クリエイティブリーダーシップ特論レポート10.2

武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科
クリエイティブリーダシップコース
クリエイティブリーダシップ特論第十三回 松坂 健 さん 「2019.10.2」

松坂さんとは誰?
日本のミステリ研究者、元雑誌編集者、ジャーナリスト、サービス産業研究者。
日本出版学会、日本フードサービス研究学会、日本観光研究者学会、日本国際観光学会、日本観光ホスピタリティ教育学会、日本旅行医学会、日本推理作家協会、各会員。国際推理作家協会副会長。

「ホストピタリティに関する議論」
松坂さんの講義は赤ちゃんとホテルの物語から始まる。
物語の発生場所:東京の一流ホテルのコーヒーハウス
時間:ランチタイム(混んでいる)
登場人物
・美雪:ホテルの正社員、コーヒーハウスで三年目
・佳奈子:ホテル専門学校からの実習生として派遣されている。20歳
・今林:コーヒーハウスのアシスタントマネージャー。頼りにならない。
・山中さん:コーヒーハウスのお客さん。奥さんと8ヶ月位の乳幼児連れ
内容:混み合うランチタイムの一流ホテルのコーヒーハウスで、泣き止まない赤ちゃんを連れたカップルに対し、実習生がマネージャーに相談しないでとっさに赤ちゃんをあやした。赤ちゃんは泣き止みカップルは、感動して生涯の顧客になりたいと感謝した。一方で一人スタッフが抜けた現場は繁忙を極めた。

  佳奈子の行為はホスピタリティとして認めるのか、それともマニュアル違反として批判されるべきか?YESがNOが議論が始まった。
  私自身の意見はNOだった、仲間意識がなく、自分一人の意識で決めるのは独断でした、今回の結果は良いですが、万が一まだこいう状況があったら、また上手く対応できるのが?そもそも一人だけできるの事はサービス業に対しては本当にホストピタリティですか?
  でも松坂さんの意見はYESでした。そもそも、レストランとして赤ちゃん連れはNGではないので。そういうことで発生した余分な業務でもチームでカバーできないとチームと言えないのでは?こいう状況で、臨機応変の対応は必要でした。
  正し結論がないと思うが、議論中自分の価値観を深く理解したは今回講義の面白いポイントと思う。

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