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ガストの「やるねえ!」なクリスマス広告

12月25日。クリスマス。20時30分ごろにガストが自虐満載で粋なクリスマス広告を発射しました。

終わりもとてもとても共感のもてる素敵なコピー!

彼女へのGiveと自身へのギブアップとかけているのでしょうか・・w

この広告が秀逸だと思ったポイントをまとめると・・・

1、クリスマスが終わりかけのモーメントを狙う

3連休だった23、24日にクリスマスを過ごしたカップルが多いはず。この広告に描かれているとおり、彼女のために出費がかさんだ方もいらっしゃるでしょう。そこで終わりかけのクリスマスモーメントに乗りつつ、さらに「クリスマス金使ったなあ・・・」という消費者インサイトも鷲掴みにすることで、バズを生み出すことに成功したと想像します。

2、自虐ネタをうまく取り入れる

上述にもある通り「クリスマスにガストを選んでいただくなんて滅相もない。おこがましい限りです。」と言わんばかりの秀逸なコピー。いわいる自虐ネタは万人受けします。

島根県のプロモーションだったり・・

ブラックサンダー義理チョコだったり・・・

3、ポジションの明確化

自虐や秀逸コピーを通して、「リーズナブルでいつでもそばにある美味しいガスト」のポジションニングを消費者にアピール。クリスマスという大型投資をした後のガストのありがたさたるや。「クリスマスに食べに来てね!」とやってしまいがちですが、ガストはグッとこらえて背伸びしない。素晴らしい意思決定と勇気だなと思いました。またガストの商品画像、いわゆる「シズルカット」が1つも出ていないんですよね。これも素晴らしい。

4、SNSウケするフォーマット/予算の最適化

ソーシャルポストを目的として狙いをもって作られてます。

1、縦型動画のフォーマットを採用し、彼氏目線で動画視聴できるようにしている、スマホファーストな設計

2、ユーザーを飽きさせないようにテンポ良い表情/価格UP/アイテムの変化、及び、30秒以内でおさめていること

3、音無しでも成立すること

4、想像するに低予算で実現させていること


最後の「がんばれ、みんな」もいいですね。

来年もクリスマスのために頑張るかあ、と思えるような。


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